犬を飼っている人(特に多頭飼い)にお勧めのルンバとは?

スケジュールしておいた時刻になると自動的に掃除をしてくれる、ステキ家電のiRobot“ルンバ”。
ロボット掃除機といえばルンバ、というくらい有名な製品ですね。
先日、次世代住宅ポイント制度で最新モデルであるルンバE5を購入しましたので、犬を飼っている立場から、ルンバについて考えてみたいと思います。

最新式のルンバE5。
今までのハイエンド機に相当するスペックを誇りながら、
5万円程度とお買い得なモデルです。

結論から言うと、洗えるダストボックスが最重要。

最新のルンバe5およびルンバ i7、s9+のダストボックスは、水洗いできる仕様となっています。
それ以外のルンバ(旧来のシリーズ含む)はダストボックスにモーターが付いている関係で、水洗いが不可でした。

さて、なぜ洗えるダストボックスが必要かというと…犬のオシッコをルンバが吸い取ってしまう可能性があるからです。
我が家は飼い犬はトイレを覚えているので問題無いのですが、常時数匹いる一時預かりの保護犬たちが、野良だったり飼育崩壊だったりという過酷な環境から来る子もいるので、そういった犬はトイレを覚えていないため、そこらへんにしてしまうんですよね。
気づけば掃除するのですが、希に気づかないでそのままルンバが掃除を始めてしまうことがあり…

ルンバが犬のオシッコを吸い取ると、どうなるか。

いきなり壊れることはありませんので、ご安心を。
裏側にある、3本に分かれたブラシがオシッコをまき散らし、吸引用のブラシがオシッコを吸い込みます。
しかし、大抵のオシッコはダストボックスにあるゴミに吸収され、吸収されなかったとしても、少量であればダストフィルターで止まってくれます。
ダストフィルターの奥には吸引用のファンがあるので、そこまでオシッコが到達すると厄介です。

オシッコを吸い込んでも、ダストボックスを洗えばどうにかなる。

という理由で、最重要なのが、洗えるダストボックスという訳。
最新世代のルンバになって、ペットを飼う家にとってルンバの耐久性はぐんと上がったといえると思います。
洗えるダストボックスは日本市場の強い要請により実現したとのことで、日本、グッジョブです。

では、どのルンバを買えば良いのか。

犬を飼っている方には、洗えるダストボックスが最強ということはご説明したとおりなので、洗えるダストボックスを備えるモデルについて、考えてみたいと思います。

ルンバのハイエンドモデル、s9+。
吸引力が600シリーズに比べ40倍!とパワフルになり、ベースにダストボックスが付いているので、ルンバ内のゴミを自動的にダストボックスへ集めてくれる上に、スマートスピーカーまで付いている、これ以上ないハイテク掃除機。
そのかわり、お値段も19万円近いです…。

ペットを飼っているという視点でいうと、どうしても掃除機って消耗品に近い使い方となってしまうため、このクラスのルンバがオシッコを吸い取ったり、大量のペットの毛が詰まって壊れるのは泣けてきます…。
既存モデルを使っていて、問題無いと思う方は良いと思いますが、いきなりこれを買うのはちょっとオススメできない感じです。

ダストボックスつきと、オプションとなっているモデルの2つがラインナップされています。
個人的にオススメは、ダストボックスが無いモデル。
というのも、ペットを飼っていると、毎日ものすごい量の毛を吸い込みます。(犬種による)
そのため、ダストボックスの手入れが面倒…というか、ゴミが通る通路にゴミが詰まったりする気がしていて、耐久性に不安があるのがその理由。
ペットを飼っている環境でルンバを使うのであれば、こまめにルンバを掃除する必要があるので、毎日ゴミを捨てるのも手間ではありません。

ミドルクラスの製品ですが、今までのハイエンド機に相当する性能で、これでも十分に役に立ってくれます。
なんといっても値段が5万円ですから、i7を買う予算で2台買えます。
ペットを飼う環境だと、そうではない場合と比べるとどうしても故障しやすいと思いますので、比較的短期間で買い換えるサイクルを考えると、このクラスがベストかな、と思っています。

ルンバe5ですが、1回の掃除でこれくらいのゴミを吸い込みます。
毎日掃除機をかける手間を考えると、とても役に立ってくれる家電ですが、反面、オシッコなどの水分は大敵ですので、事前に掃除しておく必要があります。
吸い取っている埃は庭の土で、まだ芝生が生えていない部分の泥を後ろ足でひっかいて、そのまま家に入ってくるために室内がかなりひどいことになっているためです。

次回は、犬を飼っている環境で汚れたルンバe5のお手入れ方法について説明したいと思います。

カインズホームのロールカーテンを使ってサンルームの日よけを安価にDIYする

我が家にはサンルームがあるのですが、冬場はいいものの、さすがに日差しが強くなってくるこのシーズンは日よけがないと中は灼熱です。
プラスチック容器とか変形してるし、軽く50度くらいはあるんじゃないかなぁ…。
しかし、日よけを後付けするにしてもそれなりに高いし、なによりメーカー不明のサンルームなので、何が適合するかもわからない。
かといって、すだれを上に載せるのは見た目もダサいしやりたくない…ということで、安価なロールカーテンを使ってみることにしました。

あいにくの雨模様ですが、空が見渡せるサンルーム。
洗濯物もあっという間に乾きます。
冬はいいのですが夏は悲惨なのであります…
かといって、上にすだれやビニールシートかぶせるのもね…。

材料紹介

材料は全て、カインズホームで揃えています。

我が家のサンルームは、幅が3600mm、奥行きが1800mm程度です。
そこで、1800mm×2100mmの遮光ロールカーテンを2つ買ってきました。

遮光チェーン式ロールスクリーン 180×220 グレー

当初、チェーン式ではなくスプリングの力で戻るタイプのロールカーテンにしようと思っていたのですが、チェーン式の方がテンションを調節できるのと、引き出すのが楽なのでチェーン式としました。
長さは少し弛むことを考えても、2200mmあれば十分です。
夏の日差しを遮るため、遮光タイプのロールカーテンを選びました。

引き出したロールカーテンを止めるために、T字金具を購入。
ロールカーテンの終端にある、バーを引っかけるようにして固定します。

素材は一式購入して、約13,000円でした。

  • ロールカーテン 180cm×220cm 5,980円×2
  • T字金具(大) 4個セット 179円
  • 黒スプレー 198円
  • M4ネジ 18mm 8個入り 98円

組み立てに必要な工具はすでに持っているので予算には含んでいません。
ドライバー、ペンチなどのほかに、サンルームのアルミフレームに穴を空けるためのドリルが必要となります。

組み立てる

T字金具をこのような感じに折り曲げます。
折り曲げたところに、ロールカーテンの下部に付いている棒状のパーツを引っかけて固定します。

サンルームの壁側の部分のフレームに穴を空け、ロールカーテンを固定するためのパーツを取り付けます。
アルミ板が薄いため、裏側に補強のため金属製のプレートを挟みました。
固定用の金具と壁の間には、5mm~1cm弱の隙間が必要です。
壁ギリギリに取り付けてしまうと、ロールカーテンのフレームが取り付けられません。

ロールカーテンを取り付けてみました。
ちょうどピッタリでいい感じです。
開閉用のチェーンは、窓のアルミサッシに引っかけておく予定。

サンルームの庭側には、こんな感じで先ほど曲げたパーツを取り付けます。
金具の折り曲げた部分を、ロールカーテンの棒の隙間(ロールカーテンを巻き込んでいる部分)に差し込んで固定します。

ロールカーテンを展開してみました。
遮光タイプなのでいい感じに日差しをブロックしてくれています。
内側に付けるタイプなので、カーテンの上の空間は暑くなりますが、それでも無いよりは遙かにマシかと。

サンルーム内に物干し竿があるので開閉が少し面倒ですが、チェーンタイプなので先にカーテンを延ばしておいて、端を引っかけてからテンションを掛けるといい感じに取り付けができます。

ドリルは必要ですが、材料費は13,000円程度とリーズナブルで、作業時間も1~2時間くらいで取り付けできます。
これからのシーズンにオススメなDIYだと思います。

ワンバイ(1×4とか)を使って、ちょっとかっこいい、ゴミ収集箱を作ってみた

飼っている犬のほか、大型とかの保護犬が常に2~3匹いるので、毎日のゴミがすごいことになっています。
庭もドッグランというよりもトイレになっていて、大型犬の存在感のあるうんこさんがあっというまにそこら辺に…。毎日拾っても、よくこんなにうんちするなぁ…という感じです。

そんな状態なので、ゴミもすごい量が出る上に、臭うゴミが多いのです…。
ウッドデッキに置いていたのですが、外から見るとまるでゴミ屋敷なので、これはいかん!ということでゴミ収集箱を作ってみました。

どうせ作るなら、ある程度見た目がかっこいいものを作ろう、ってことで、安いワンバイ材を使うことに。
ワンバイ材というより、ツーバイフォー(2×4)とか言った方がわかりやすいかも。
2×4は幅89mm、厚さ38mmというように規格化されており、厚さ19mmのものはワンバイ(1×4とか1×6とか)と呼びます。
近所のホームセンターでは、1×4の1830mmのものが税別198円なので、かなりお安く買えます。

コンセプトは、なんちゃってウエスタン風。
中にゴミを入れる関係で、臭いがこもらないように、すのこ状にして通気性を確保。
中を水洗いできるように、底面には排水用のスリットを設けます。
内側のサイズは、幅120cm、奥行き55cm、高さ50cmちょいなので、満タンになった45リッターのゴミ袋が3~4個は入る計算です。

購入する材料

必要な木材は、PDFの図面に記入しました。
作る前にどのくらい木材が必要なのかを、Illustratorでシミュレーションすることにしています。
縮尺1/10で作っていますので、ご参考にどうぞ。

PDFファイルをダウンロード

※PDFに記載の寸法は、カットの誤差により5mm~1cm程度ずれることがあります。
現物合わせで調整が必要です。

底にする板は、ゴミ袋から中身が漏れ出ても、板にしみこまない、コンパネ用にコーティングされたものがオススメです。
防腐処理されたワンバイ材もありますが、高いので家で防腐処理したほうが安くすみます。
今回は、クレオトップ油性16リットル缶が家に買い置きしてあったので、それを使いました。

木材は飼ってきたら最初に防腐剤を塗ったほうがオススメです。
接合部などはあとから塗れませんので…。
乾くまで1日ほど放置しましょう。

作り方

正面、奥、側面、底、天板をそれぞれ個別に組み立てます。
その後、設置する場所にパーツを持って行って接合します。

底の板は、コーティングしてあるコンパネを利用しました。
ゴミから染み出た汚水が木に染みこむと、目も当てられません…。
真ん中の隙間は、雨水や中を洗ったときの排水溝。
隙間を均一にあける場合は、写真のように端材を挟むと便利です。

組み立てたパーツ一式。
実は、蓋のサイズを間違っていまして、このあとやり直しになる訳ですが…orz
設置場所にこの状態で持って行って組み立てた方が楽です。
組み立てるとそこそこの重量になりますので。

こんな感じで組み立てていきます。
内側からネジを使って留めているので、表からはネジは見えません。
天板は、若干斜めにしてみました…が、5cmしか高低差がないので、ほぼ意味がなかった感じです。

組み立てる時には、電動工具はあった方が良いというか、必須です。
木材のカットはホームセンターでやってもらえますが、現物合わせでカットすることも多いので。
コードレスのインパクトは必須です。ワンバイ材は柔らかいのでのこぎりで切っても良いのですが、丸鋸があると便利です。

完成写真

完成するとこんな感じ。
蝶番や取っ手など、なんちゃってウエスタンな感じに仕上げてみました。

DIYなゴミ収納箱

ゴミ収納箱ではなく、普通に物置としても使えそうなデザインになりました。
蓋は、幅を間違えたのでカットして1×4材を左右に付けてみました。結果としては、このほうがデザイン良かったかも。
ヒンジは小さくて強度が無さそうですが、とりあえずは壊れるまではこれで。
もっとしっかりしたウエスタン蝶番があれば良かったのですが。
天板の一番奥は、長さをミスって切ってしまったので、継ぎ足しています(泣

空けるとこんな感じ。
ほとんどのネジは内側から打っていますので、外側からは見えません(自己満足)。
木工用ボンドも併用しようと思ったのですが、先に油性の防腐剤を塗ってしまったため、くっつきづらくなったため、ネジ留めonlyです。
脚の部分にはレンガを入れて少し浮かせています。

このあと、防腐剤を2度塗りして完成です。

制作費ですが、材料が、木材と釘、蝶番、取っ手を買って、ほぼ1万円ちょうど。
製作時間は、朝9時から作り始め、完成したのが15時なので、昼飯と休憩時間を挟んで、実質約5時間程度。
全日の防腐剤塗装は別途1時間くらいだったかな。
電動工具フル活用なので、手でノコギリを使って切断した場合は、倍くらいかかるかも…。