ついに実用に耐えるレベルに進化した、骨伝導ヘッドセット OpenComm Light Grey AfterShokz

一昔前の骨伝導といえば、単なるスピーカーで外に音がダダ漏れだったり、イマイチ聞こえづらかったりと微妙なものが多かったのですが、このOpenComm Light Grey AfterShokzはきちんと骨伝導で実用的な音質を確保しており、極めて便利です。

このヘッドセットを使う前は、PlantronicsのVoyager Legendを使っていましたが、骨伝導のヘッドセットを使ってみて便利だと思ったのは、以下の点となります。

  • 両耳にかけるのでバランスが良い、落ちない
  • 骨伝導なので音漏れしづらい
  • 耳を塞がないので外の音も完全に聞こえる
  • 一日付けていても耳が痛くならない

といった点。
骨伝導はその名の通り、耳の近くの骨に振動を与え、骨を伝って鼓膜に音を届けます。
骨伝導のドライバーは音を振動で骨に伝えますので、音漏れが皆無という訳ではないです。
ただ、ヘッドフォンと比べると同程度の音量であれば極めて少ない(相当静かな部屋で近くにいないと聞き取れない)ので、気にすることは無いと思います。

骨伝導の素晴らしいところは、耳を塞がないという点。
このヘッドセットを付けて外に出かけても、耳が塞がれた状態にはならないので周囲の音がきちんと聞こえます。
近づいてくる車の音などももちろん聞き取れますので、安全面ではとてもメリットがあると思います。

また、この製品ではさらに16時間も使え、待機状態では14日も持つバッテリーと、マイクを上に向けるとほぼ声が聞こえないくらい指向性が素晴らしいマイクを搭載していますので、外部のノイズを拾うこともほぼなく、とてもクリアに音声が相手に伝わります。

PlantronicsのVoyager Legendもノイズキャンセリングには定評があり、実際嵐のような屋外で使ったときも風切り音は無かったのですが、このOpenComm Light Grey AfterShokzも同程度のノイズの少なさだと思います。

また、万一バッテリーが切れてしまっても、このように装着時に邪魔にならないように充電ケーブルを取り付けできますので、充電しながらの利用も可能です。
充電ケーブルはマグネットが仕込んでありますので、近づけるだけでカチッと確実に接合します。

2万円弱と高額なヘッドセットではありますが、使い勝手は極上です。
音楽を聴いたりするのにはまったく適しませんが、オンラインミーティングやゲーム時などのチャット利用であれば、これ以上便利なヘッドセットも無いと思います。

個人的には、マイクを上に向けるとマイクがミュートになる機能が欲しかったですが、気になる点としてはそれくらいでした。
ヘッドセットを選ぶのに迷った場合は、これを買っておけば間違いは無いと思います。

Windows Helloに特化したWebカメラ、 Lenovo 500 Full HD Webカメラを買ってみた

赤外線を併用した顔認識でログインできる、Windows Hello。
使っている方は少ないと思いますが、一度使うと便利すぎて手放せなくなります。
Lenovo ThinkPad X1 CarbonがWindows Helloに対応したカメラを搭載していたので、デスクトップ機で使うWebカメラも、同様にWindows Hello対応のものにしてみることにしました。

それにしてもWindows Hello対応カメラって少ないですね。
数機種程度しかなく、カメラの性能もイマイチな割にはお値段はそこそこ。
通常のWebカメラと比べると顔認識に必要なハードウェアが必要でコストが増すけれども、Windows Helloを必要としているユーザーはそれほど多くなさそうということで、積極的にリリースする会社もあまりない、という感じでしょうか。
通常のビデオ会議であれば、Windows Hello対応である必要はありませんからね。

数少ないWindows Hello対応のWebカメラの中でも、一番マシそうだったものがこの4XC0V13599 Lenovo 500 Full HD Windows Hello対応 Webカメラです。

カメラ自体はこんな感じでシンプルで良い感じ。
スタンドには三脚固定用のネジ穴もあります。
カメラは前後左右に動かせますので、モニターの上に置いた場合でも、少し下を向けてセットすることで顔を中心に捉えることが可能です。

Google Meetで試した画質はこんな感じ。かなり青みがかった色で、イマイチ不自然な感じです。
縮小していればまだマシですが、解像度こそフルHDでも画質はかなり微妙です。
というか、3000円くらいのフルHD対応Webカメラに負けるのでは…?
まあ、このカメラ、Windows Hello認証がメインであって、Web会議でも使えるよ!という製品だと思えば納得です。

ただ、使うWeb会議ソフトによって異なる?のか、Zoomだとかなりマシな感じでした。

画面がちっちゃいのは、クライアントとのMTGの最中、カメラの調整機能を使って撮った画像だからです…
ほぼ正しい色になっていて、いい感じです。
画質もこれくらいのサイズになれば、荒れも気にならないので、十分実用的と言えるでしょう。

顔認証特化Webカメラなので、マイクなんてものは無い!

この製品の極めつきが“マイクが無い!”という潔い仕様であるということ。
このことからも、「俺はWindows Hello認証のためのカメラなんだよ!Web会議なんてオマケなんだぜ!」という立ち位置がヒシヒシと伝わります。
いや、ね、せめてマイクくらい付けてくれませんかね…。

まあ、性能の悪いマイクを使ったWeb会議ほどストレスがたまることもないので、デスクトップ機にもBluetoothアダプタを取り付け、Voyager Legendを繋いでいますので問題ないのですが。

Webカメラとしてはおすすめが微妙(値段の割に画質は微妙、マイク無いし)なのですが、Windows Helloの快適さと、別途マイクを用意できる環境であれば、おすすめとも言える製品です。

まあ、なんというか、相当ニッチな製品であることは確かですね…。
万人にはお勧めできませんが、私みたいな用途だとバッチリです。

DIGIFORCEの窒化ガリウム 65W 小型ACアダプタをThinkpad X1 Carbonで使ってみる

Amazonを見ていたら、40%OFFで販売されていたこのACアダプタが気になったので、購入してみました。
今までは

このLenovo純正の超小型45W ACアダプタを使っていたのですが、本体は小さいもののコンセント部分が飛び出しているので、いまいち鞄の中での収まりが悪かったのです。
DIGIFORCEのACアダプタは小型でコンセント部分も折りたたみ式、しかもUSBがType-AとType-Cの2系統出力があるのが魅力。
本体に2ポートしかないUSB Type-Aポートを潰さずに充電できるのはありがたいです。

この手のACアダプタ、出力は大きくても1ポートあたりの出力が弱かったり、20Vの出力が足りなかったりしてノートPCで使えないものもあったりします。
そこで、メインで使っている第8世代のLenovo X1 Carbonで正常に使えるかテストしてみました。

まずは外見チェック

左側がLenovoのウルトラポータブル45W ACアダプタ、右側がDIGIFORCEの65W ACアダプタ。
横幅はほぼ同じ、厚さもほぼ同じ、縦が30%ほどLenovoのほうが小さい感じです。
ただ、Lenovoのものはコンセント部分が飛び出しているので、そこもサイズに含めるとあまり変わらなさそうです。

横から見るとこんな感じで、厚さはほぼ変わりません。
DIGIFORCEのACアダプタはコンセント部分が折りたためますが、1~2mm程度コンセント部分が飛び出しています。
この出っ張りがないとコンセントを引き出せないので、致し方ないところ。
Lenovoのほうはコンセントがでーんと飛び出しているので、結構邪魔です。

重ねるとこんな感じ。45Wと65WのACアダプタなので、出力分サイズが大きくなった感じです。
それにしても、コンセントが飛び出していると邪魔ですね…。

重量は、Lenovoが93gに対し、DIGIFORCEは110gとなりました。
DIGIFORCEのほうはサイトでは103gと謳っていましたので、公表値よりも少し重め。
でも、65WのACアダプタとしては今まででは考えられない軽量さです。

Lenovo X1 Carbonで使ってみる

使ってみる前に、まずは出力をチェックしましょう。

DIGIFORCE 65W ACアダプタ

Type-C出力(単独使用時:最大出力65W、Type-A・Type-C併用時:45W)
・DC 5V/3A
・DC 9V/3A
・DC 15V/3A
・DC 20V/3.25A(※eMarkerチップ内蔵ケーブル使用時) 、20V/2.5A

Type-A出力(単独使用時:最大出力12W) 
・5V/2.4A

Lenovo ウルトラポータブル45W ACアダプタ

Type-C出力(単独使用時:最大出力65W、Type-A・Type-C併用時:45W)
・DC 5V/3A
・DC 9V/3A
・DC 15V/3A
・DC 20V/2.25A

ということで、15Vまでの出力はどちらも変わりませんが、20Vについては、DIGIFORCEが最大3.25Aなのに対し、Lenovoは2.25Aと44%ほど出力が大きくなっています。
ちょうど65Wと45Wの差が44%ですから、20Vの出力差とぴったりです。
20V未満は3Aまでしか許容されていないため上限が同じになっています。

では、Lenovo ThnkPad X1 CarbonにDIGIFORCEのACアダプタを繋いでみましょう。
ThinkPad側でどのように認識されているかは、Think Vantageアプリケーションで確認することとしました。

DIGIFORCE 65W ACアダプタのType-C側にのみケーブルを接続した状態です。
60W USB-C電源と認識されています。
65Wの製品なのですが、Think Vantage側で65Wの表示ができないのか、60Wしか出力がないのかは不明ですが、60WクラスのACアダプタとして正常に認識され、使用できることは確認できました。

続いて、Type-Aにスマートフォンを接続し、同時使用した場合でも正常に充電できるかを確認してみました。

こちらは定格通り45W電源と認識され、充電できることを確認しました。
スマートフォンも同時に5V/2.4Aで充電できるのはとても重宝します。

鞄の中にしまってもコンセントが邪魔にならずコンパクトで、Type-AがあるのでノートPCを充電しつつスマホやWi-Fiルーターなどを充電できるのは、とても便利。
純正の45W ACアダプタよりもこちらの方が良さそうな気がします。