AMD Ryzen 7 5800xを使って久々にPCを組んでみた

テレワーク中心になったこともあり、趣味で使っているPCと業務用PCは別けよう…ということで、久々にPCを組んでみました。
前回PCを組んだのは初代Threadripper 1950XのPCで、2018年3月でした。ということは3年ぶりですね。

今回のPCで用いたパーツは以下となります。

  • CPU:AMD Ryzen7 5800x
  • マザーボード:ASRock B550 Steel Legend
  • メモリ:DDR4 PC4-21600 16GB ×4 CL19
  • SSD:WesternDigital Black SN850 1TB(OS、仕事用)
  • SSD:Crucial MX300 275GB(テンポラリ)
  • HDD:WD Blue WD600AZLX(バックアップ用)
  • VGA:AMD Radeon R9 290x
  • Wi-Fi:TP-Link AX3000 Archer TX30E
  • ケース:Corsair 600T
  • 電源:Antec Signature 850

使用しているパーツいろいろ

組み込んでみた様子。
Corsair 600Tは大型のケースなのでArctic Accelero Xtreme IVを取り付けたRadeon R9 290Xも余裕で入ります。
古めのケースなので、3.5インチベイの数も多く、ガラス張りで中を見せるようなギミックもありません。
でも、無骨でそれが良いのです。

最近のマザーボードはLEDコントロールができますので、天板のファンを、AURA Sync対応のNovonest 200mm 冷却 ARGB PCケースファンに交換してみました。
これ、思ったより綺麗に発光するので良い感じですね。安いし。
ただ、700rpm付近から軸音が気になるので、組み立て精度はあまり良くない様子。
biosのファンコントローラーで回転数を500rpm台に絞って使っています。

光る様子を動画にしてみました。

CPUは運良く入手できたAMD Ryzen7 5800xを使っています。
実はここまでコア数は不要で、Ryzen5 5600xを探していたのですが在庫が見つからず、あっても転売屋だったり店側でプレミアムを乗せているものだったりするので、定価で売られていた5800xにしました。
しかし、Ryzenってほんとうに品薄ですよね。intelのcoreシリーズはどこに行っても在庫がありますが、現状ではintelを選ぶ気にはなれず。

マザーボードは仕事用ということもあって、B550搭載のミドルクラスの製品から2万円以内という条件で探したところ、ちょうどピッタリ2万円で売られていたASRock B550 Steel Legendを選びました。

メモリはOCメモリである必要はないので、PC4-21300なDDR4メモリを合計64GB載せました。

SSDは速度に定評のある、WD Black SN850の1TBモデル。
余っていたCrucial MX300をテンポラリ用に、6TBのHDDをバックアップ用に取り付けました。

電源の相性問題発生…

電源は、LEPAの80plus Gold取得の1000W電源、G1000-MAを使っていたのですが、組み込んで電源ボタンを押すと一瞬だけ通電して落ちる症状が発生。
POSTコードも表示される前に落ちるので、原因がわかりません。
パーツを最低限の構成にして取り付けてもダメなので、もしかして電源?と思い、余っていたAntecのSignature 850を取り付けてみたところ一発で起動しました。
Core i7 6600では問題無く使えていたG1000-MAだけに、相性問題が発生するとは思いませんでした…。
Signature 850は今では珍しいストレート排気レイアウトの電源ユニットで、今から13年前(!)の製品ですが、発売当時は3万円を超える、当時としては珍しい80Plus Bronze電源です。
今では80Plus Titaniumクラスの電源も様々な製品が販売されていますが、電源を買い替えるまでではないのでしばらくはこれを使っていこうかと思っています。

高儀 EARTH MAN 電気かんな PLA-110を買ってみたので簡単にレビュー

Amazonのプライムセールで安くなっていた、高儀 EARTH MAN 替刃式 電気かんな PLA-110。
お値段なんと3,980円ですよ…。
激安の電気かんなですが、どれくらい実用に耐えるのか、軽くテストしてみました。



手動かんなと電気かんなの違い

まずは、簡単に手動かんなと電気かんなの違いを。

手動かんなは、本体から飛び出ている刃の分だけ、木材を削ります。
削る厚さは刃の出っ張りで調整します。

電気かんなは、内部で刃が付いたドラムが回転していて、刃よりも前の部分の高さで削る厚さを調整します。
極端に言うと、電気かんなは刃の前後で段差があり、そのまま置くと斜めになります。
この違いをきちんと扱えるかが、電気かんなが使えるかどうかの大きなポイントになります。

上の図で、黄色の矢印の部分が、削る対象に押し当てる部分となります。
この部分をきちんと押さえて、電気かんなを平行にしてスライドさせると、ドラムが表面を削っていきます。
このとき、押さえるのが弱いと斜めになったり、同じ部分を削ったりして綺麗に仕上がりません。
なお、削る部分の終端では、電気かんなの後ろの部分に力を入れ、刃が板から完全に出るまで水平にスライドさせてください。

早速削ってみる

実験に使ったのは、75mmの赤松の角材です。

削る前はこんな感じで、かなり荒い仕上がりです。

削る厚さは0.2mm単位で調整可能ですが、このように0.1mmのようにすることも可能です。
ある程度綺麗に仕上がってきたら、0mm~0.1mm程度で仕上げすることをおすすめします。

PLA-110で仕上げた面がこちら。
綺麗に平滑が出ています。
これだけ綺麗に仕上がるのであれば、4千円はお買い得でしょう。
電気工具の中では使い方にコツがいる電気かんなですが、手でかんながけするよりは遙かに楽ですので、おすすめです。
ただ、膨大な削りかすが出ますので、集塵袋はちゃんと取り付けておきましょう。

165mmの丸鋸用チップソー、刃数72T 高剛性タイプ(造作用) A-42771を試す

家で使っている丸鋸は、リョービのW-1700というモデル。
安価で使い勝手の良い、定番品です。

チップソー(木材切断用の丸鋸の刃)が付いてきますが、長年の使用で切れ味も悪くなり、切断面が荒れてきました。
そこで、よく切れそうな刃に交換してみました。

選んだのは、マキタの造作用チップソー、A-42771という製品。

チップソーには、刃数が52と72の2種類の製品が主流のようです。
刃数52は一般的な用途で、切断スピードと仕上がりがバランス良い感じです。
刃数72のチップソーは刃数が多いのできれいに切れますが、抵抗が大きいので切断スピードは刃数52に劣ります。

さて、実際にW-1700にA-42771を取り付けて切断してみました。

マキタチップソー

上が2×4材のもともとの切断面、下がA-42771で切断した面となります。
いやー、ものすごく綺麗ですね…切断面が光って見えます。
縁の部分も荒れることもなく、スパッと綺麗に仕上がっています。
やはり、道具は良いものを使うに超したことはありません。