阿賀野もちまちま制作中

扶桑を作るついでにちまちま進めている、阿賀野。
日本の軽巡洋艦としては他の艦とかなり外見がことなる阿賀野型ですが、結構好きなデザインだったりします。
水雷戦向けに作られた艦ですが、登場した頃には水雷戦などすでに消滅し、航空戦力がものを言う時代に。
結局、活躍することも出来ぬまま戦没してしまったのであります。

そんな不幸な阿賀野ですが、艦これでは4-3リランカ島マップで潜水艦を狩りまくり、めきめきとレベルが上がっております。
阿賀野型、いいわー。
でも、矢矧はどうやっても建造で出せる気がしません…

そんな阿賀野ですが、今となっては入手困難なエッチングパーツセットを使って建造中。

阿賀野

艦首部分は滑り止め鋼板のエッチングプレートを固定、アンカーチェーンは極細チェーンで再現。
キャプスタンはいつもの0.3mm真鍮線を中心に、上部は切り取ったプラパーツを接着して完了。

 

阿賀野

船体は気合いのマスキング処理を施した後、グレーで着色。
しかし…着色後、かなりのパーツをエッチングパーツと交換するために、ノミで削り取る羽目になったのでありましたorz

 

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マスキングテープを剥がしたあと。
綺麗に着色できるときもちいいですな。

 

阿賀野

現在はリノリウム押さえを貼っている最中です。
これがかなり時間がかあるので、空いている時間を使ってちまちま進めていますが、ほとんど進捗しておりません。

こちらも、いつになったら完成するのやら…といった状態orz

ある意味、高雄の最強セット

雪風の時に使用したライオンロアの陽炎型エッチングパーツセットも4枚組みでかなりの細かさでしたが、高雄用のフライホーク製エッチングパーツセットは、なんと11枚!
ほとんど上部構造物がエッチングパーツじゃね?!ってくらい、てんこ盛りなのであります…

高雄とエッチングパーツ

まだ扶桑を建造中なのでこちらには手を付けておりませんが…作り始めたら、いったいどれくらい時間かかるんだろうか…ガクブル。

しかし、フジミの高雄、細かいですね~
姉妹艦の愛宕も買ってみましたが、同型艦にもかかわらずまったくの別キットで、船体も作り直されているという気合いの入れよう。
愛宕はフジミ純正のエッチングパーツで制作予定です。

アオシマ 1/700 初春型駆逐艦「子日」完成!

子日

“今日は何の日?子日だよー!”


というわけで、4隻目は数多くの駆逐艦の中でも、割と扱いがかわいそうな子日を作ってみました。
「提督提督、今日は何の日??ねの」(殴
なんていうか…子日をメインで育てている提督っているのかしらん。

ちなみに、なぜマイナーな子日を選んだかというと…模型ショップが複合商業施設に入っているのですが、そこの駐車場が2時間で800円なのです。
1000円以上買い物をすると2時間無料券をくれるので、実質200円と言うことに。
で、1000円を超える一番安いのを探していたら、こいつだった、と…orz

さてさて、そんな初春型駆逐艦の2番艦、子日ですが、約1700tの吹雪型と同等の火力を1400tの艦に押し込んだものだから、トップヘヴィで転覆しやすいという悲惨な艦となってしまいました。
なんせ、初春は舵を切ったら38度も傾いて転覆寸前状態という有様。
千鳥型水雷艇3番艦「友鶴」が復原性の問題で転覆した友鶴事件をうけ、平常時でも転覆しかねない初春型も大幅改修を受けることとなりました。

というように問題ありまくりだった子日ですが、あえて竣工時のトップヘヴィな状態の模型を作ってみました。
外見としては結構かっこいいと思うんですよね。
でも、真横から見ると確かに重心高そうだわ…という感じ。
12.7cm連装砲×2と12.7cm単装砲×1という、ちょっと変わった兵装となっております。
子日 

前から見た子日。
アオシマの模型ですが、1/700にも関わらず窓に枠がちゃんとついていたりと、とにかく細かいです。
エッチングパーツなしでも十分いけますね。
子日

後ろから。
艦尾の艦名デカールですが、最初の「ね」を破いてしまったため、筆で書いています…
初めて魚雷の次発装填装置を搭載した艦なので、魚雷発射管の後ろに次発装填用の魚雷が収まった箱?があります。
子日

真横より。
一段高くなった艦首に、重たそうな砲を背負い式に搭載しているので、これだけでも重心がかなり上に移動してそうな感じです。
友鶴事件を受けた改装後は2番砲塔は3番砲塔の低い位置に移動(3連装魚雷発射管を1基撤去)されていますので、やはり問題あったんでしょうね…
子日

艦首部分のクローズアップ。
連装砲と単装砲という組み合わせがアクセントとなっています。
子日

今回も張り線をしてみました。
小型の艦だけあって、ブリッジの後ろのマストはかなり大変なことに。
4本の0.15号テグスをあらかじめまとめたものを接着し、それぞれ配線しています。
張り線のテンションがかかるため、艦首・艦尾のポールは0.5mmの真鍮線に変えました。
子日 

どれくらい大きさが違うか…ということで、先日作った足柄と比較してみました。
こうやって並べるには、ウォーターラインシリーズはいいですよね。
単艦で飾るならフルハルモデル、並べて楽しむならウォーターラインという感じで迷います。
ラインナップは圧倒的にウォーターラインのほうが多いんですよね。
子日 

うーん、足柄がとても大きく見えます。
足柄が13,000tですから、64,000tの大和なんて化け物ですな…

この子日、一部のパーツが他の艦と共通パーツとなっていて、4連装魚雷発射管や副砲、対空機銃、水上偵察機など大量の余剰パーツが付いてきます。
他の艦をつくるときにこういうのって便利なんですよね。
上の写真では作った直後なので手すりを付けていませんが、物寂しいので手すりを追加しています。
ウェザリング塗装も行ったので、今ではだいぶ雰囲気が変わりました。
手すりをつけた写真はこちら。

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子日