ST3600057SS ×6台によるRAID5構築

SeagateのCheetah 15K.7シリーズの600GB HDD、ST3600057SSを6台使ってRAID5 Arrayを組んでみました。
前にNEC N8103-130(MegaRAID SAS 9264-8i OEM)を使って組んだArrayを一度解体し、再度組み直してみたのですが…Writeスコアが想像以上に跳ね上がってビックリ。

 

N8103-150 / 1000MB

 

こちらはN8103-130で組んだ、ST3600057SS×5台のRAID5 ArrayをN8103-150につなぎ替えた際のベンチマークスコア。
これでも十分速いのですが…

 

N8103-150 RAID5

こちらが一度Arrayをバラして6台で組み直したスコア。
5台→6台に増えているのでその分スコアは上昇するはずなのですが、項目によっては倍近くスコアが伸びており、台数の増加だけでは説明が付きません。
他のRAIDカードでも感じていることなのですが、たとえばN8103-130→N8103-150とRAIDカードをアップグレードした場合、Arrayはそのまま流用できますが、一度バラして組み直したほうがパフォーマンスが上がるような気がします。

RAIDカードが異なっても同じメーカーであれば互換性は保たれているけれども、RAIDカードごとに最適な設定がされているのでパフォーマンスは100%引き出せない、といった感じでしょうか。
シーケンシャルではReadがとうとう1000MB/sを突破、Writeも888MB/sと爆速を記録しています。
HDDだと苦手なランダム性能も15Krpmという回転数を活かしてHDDとしてはすこぶる優秀なスコアを叩き出しました。

現在、メインストレージとして使っていますが、まったく不満のない、超快適性能です。
RAID5構成ですから1台HDDが壊れもデータが破損しないので安心感もあります。

ただし、弊害としてアイドル時の消費電力が210Wまで上昇してしまっております…
まあ、GTX780とかCore i7-4960XをOCしていたりとか、まったくもってエコではない構成ということもあるかと思います。

 

木甲板シートを貼るときのコツ:甲板位置を下げよう!

リアルな質感を貼るだけで簡単に再現できる木甲板シート。
ただ、デメリットもありまして…最大のデメリットが、天然の木を使っているので厚さがある、という点。
そのまま貼ってしまうと、かなり甲板の位置が高くなり、舷側との繋がりが気になります。
そこでお勧めなのが、甲板を木甲板シートの厚さだけ嵩下げしてしまう方法。

 

木甲板シートの貼り方木甲板シートの貼り方

そのまま木甲板シートを載せると、上のようにかなり段差が生じます。
厚さとしては、おそらく0.5mmくらいかな?という感じ。
幸い、戦艦などの甲板が広い艦は舷側パーツと甲板パーツが別になっていますから、甲板パーツを木甲板シート分下に下げることが可能です。

 

木甲板シートの貼り方木甲板シートの貼り方

方法は簡単で、舷側側にある、甲板を接着するための段差をひたすらノミで削っていきます。
私が使っているのはタミヤの模型用のノミ。
結構切れ味良くて良い感じです。

上の写真で、左側が掘り下げた状態、右側がそのままの状態です。
0.5mmほど掘り下げられているのがわかるでしょうか。

 

木甲板シートの貼り方木甲板シートの貼り方

掘り下げたあと、甲板パーツの上に木甲板シートを載せてみました。
まだ接着していないので左右が浮いていますが、ピンセットで押さえている部分がほぼツライチになっているのがわかりますでしょうか。

 

木甲板シートの貼り方木甲板シートの貼り方

完成した扶桑を舷側から見た写真。
木甲板シートが完全に舷側とツライチになっているのが解りますでしょうか。
若干木甲板シートが出っ張っていても、手すりを付けてしまえば隠れますので、掘りすぎには注意です。

木甲板シートを使う場合は、甲板を掘り下げておくと違和感減ってお勧めですよ。

Mr.カラー 艦これ 旧日本海軍工廠 標準色セット 色比較

艦これ用のパッケージに入った、旧日本海軍の各工廠標準色セットです。
呉、佐世保、舞鶴の3工廠の標準色に、リノリウム色が加わった4色がセットになったパッケージです。
箱は艦これとタイアップしているので、売り場にいけばすぐ見つかると思います。

艦これ 旧日本海軍工廠 標準色セット

 

パッケージ脇にはそれぞれのカラーが印刷されていますが…差がワカラン!
とりあえず佐世保は暗くて舞鶴は明るい?くらいな感じ。
これだとさっぱりなので、各色でどれくらい差があるのか、わかりやすいように比較してみました。

艦これ 旧日本海軍工廠 標準色セット

各色の塗料のほか、色の説明資料と、各艦がどこで建造されたのかが記載された資料が付属します。
ただ、このセットが登場したのが艦これ始まって割とすぐと言うこともあり、最近の艦は載っていませんので要注意。

ざっくり説明書を要約すると…
呉工廠:塗りやすくする胡粉が入った高級品で、横須賀工廠で使用された色よりもちょっぴり明るい
佐世保工廠:城の顔料が他より少なかったので、海軍工廠の中でもっとも暗い色調に見えたらしい
舞鶴工廠:海軍標準色のなかでは最も明るい色だったらしい
という感じらしいです。

艦これ 旧日本海軍工廠 標準色セット

裏側には、艦これに登場する各艦の建造工廠および改修工廠一覧が印刷されています。
Wikiとかで調べなくて良いので便利ですが、前述の通り、一部の艦は載っておりません。
当然ですがビスマルクとかローマも載っておりません。
でも、金剛はちゃんと英国ヴィッカース社って載ってるのね。

さて、ここから本題。
実際にどれくらいの色の差があるのか、比較してみました。
タミヤのプラ板にエアブラシを使って各色を塗装したのち、最後に半透明クリアーを吹いてつやを整えて光沢の差を無くしています。
なお、左上の32 軍艦色(2)は横須賀海軍工廠標準色となります。

 

艦これ 旧日本海軍工廠 標準色セット

こうやって見ると相当差がありますね…
島風を作った時に、やけに色が明るいなーと思ったら、そりゃ、横須賀とこれだけ差があるんじゃ違い出ますね。
舞鶴はなんとなくニュートラルグレーに近いような気がします。
佐世保色は横須賀色にちょっと黒を足せば近い感じになりそうです。
ちょっと青がかっているように見える呉色は…ニュートラルグレーをベースに調合すれば作れそうかな?

 

DSC_2144

島風建造中の写真ですが、かなり明るい色なのが解るかと思います。
最初は違和感ありましたが、最終的に組み上げてウェザリング入れてしまえば落ち着いて良い感じです。

艦これパッケージに入ったMr.カラー 艦これ 旧日本海軍工廠 標準色セット、リノリウム色もセットになって便利ではあるのですが、各色をバラで買えないという欠点がありますので、何隻も作るときにはちょいと不便です。
もっとも、戦艦や空母クラスを1隻作っても1本まるまる塗料を使うことはありませんので、数隻くらいしか作らない場合は便利だと思います。専用パッケージですしね。

艦これセット品ですが、スポット生産だったらしく、現在では品切れとなっているようです。
リノリウム色を除いた3色セットは以下のセット品で購入できますので、こちらが良いかと思います。