ちまちま高雄製作進行中

いつもは製作をどどどーっと進めてあとからブログを更新するので、1隻の艦につきブログの記事って10未満なのですが、高雄はフライホークのエッチングセットを使っているだけあってなかなか進捗しないため(気力が尽きる)、ブログの記事だけが増えていってます。
記事は増えているものの、中身を見るとほとんど出来が変わっていないというか、進捗していないっぽいですが、そんなことはありません。
エッチングパーツって組み立てるのに時間かかるんですよ…飛ばしたり落としたり間違った方向に曲げて元に戻したりorz

高雄 主砲

先日の記事で公開した主砲ですが、すべての手すりを装着し、着色を完了しました。
こうやってアップで撮影すると、エッチングパーツの威力ってすごいですね。
艦橋もジャッキステーを取り付け、高射装置などの小物も取り付けました。
対空機関銃は折れやすいので一番最後に取り付け予定。
しかし、こうやってみるとこれが1/700とは思えないなぁ…。
ちなみに、甲板から艦橋の一番上にある測距儀までの高さが3cmです。

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今日は煙突周りの通路?を組み立てていました。
手すりのパーツ指定がマニュアルになく、それっぽい部品はあるのですが違うところで使う可能性もあるため、汎用の2段手すりを使ってみました。
ちょうどよい位置で曲げるのってちょいと面倒なんですよね…。
ファンネルキャップは取り付け説明書の方法だと高さがありすぎたため、一度取り外してニッパーで切断して高さを抑えて付け直しました。

しかし、重厚な艦橋が良い感じですのう。

PCオーディオ用に、300Bシングルアンプを買ってみた

今まで英国Myryadのパワーアンプ、MA-120をメインシステムから外して使っていたPCオーディオ。
やっぱりメインのシステムはMI-120&MA-120のバイアンプ構成に戻したいぞ、ってことでPCオーディオ用のアンプを探していたのですが、結局こうなりました。

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中国CAYIN(カイン)製の真空管アンプ、AS-300B Mk.II Special Editionです。
中華系真空管アンプといっても、設計適当な安価メーカーと、それなりにしっかりしているメーカーに二分されます。
日本メーカーで製造が中国のトライオードや今回購入したカインは回路もしっかりしている後者のメーカーですが、Choraleなどの安価製品メーカーは回路がダメで真空管が持つ本来の音が出ていないようです。
参考:中国製アンプ情報

 

ちなみに、購入に至るまでの流れというと…

Olasonic D1にプリ機能あるから、中古で3万円くらいのパワーアンプがいいな

マランツのSM6100SAかSM17SAいいなー。価格もちょうど良いし

QUADの606も良さそうだなぁ…でも6万overか
(すでに予算が倍くらいに膨れているのに気づかないフリ)

あ、でもそれくらいの価格なら真空管アンプって手もあるな
(すでに当初の目的を忘れつつある)

4~5万だとChoraleとかの中華アンプが買えるのか
(真空管アンプに心を占領されはじめる)

む、中華アンプってモノによっては設計メチャクチャでダメダメなのか
(ここでChoraleなどの低価格中華アンプを諦める)

同じ中国産でも設計しっかりしているトライオードのRubyとか良さそうだな
(そろそろ予算感が崩壊しつつある)

でも、真空管アンプ買うならあこがれの三極管の300Bシングルアンプじゃね?
(すでに予算なんてどうでもよくなってる)

気づいたらカインのAS-300B MkII Special Editionを購入
(憤死)

という流れでした。

いやーPCのハイレゾデジタル音源に真空管アンプってのは、やっぱり良いでしょ。
スピーカーがELACのBS72ってのも、ちょっとバランスというか組み合わせとしてどうかと思いますが…繋いでみたところ、思った通りの柔らかなサウンドなので良い感じ。
JETツィーター搭載でBS72サイズのブックシェルフ出してくれないかなぁ。
※机の大きさの関係上、奥行きが長いとNG

しかし、真空管アンプ、いいですね。
ボーカルの繊細さというか艶もいいのですが、弦楽器とピアノがなにより素晴らしい。
前に繋いでいたMyryadのMI-120も良いアンプですが、音の傾向が違うだけになおさらというか。
組み合わせが小型のブックシェルフってのも、メインシステムと違ってまた良い感じかも。

メインシステムに繋いで見たのですが、ふらっとアンプをごっそり入れ替えたくなるような、浮気したくなるようなサウンドだったのですが、メインシステムのほうは凛としたサウンドを目指しているシステムなので、当初の通りサブシステムで使うことにしました。
いやー、でも、アナログと組み合わせたときはやばかったなー…うん、忘れよう。
トランジスタなアンプでも、良さはあるんですよ、エエ。

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これでやっとメインシステムをバイアンプ構成に戻せます。
やはりバイアンプのほうが低域のパワーが出ますし、音の余裕というか幅広がりますからね。

PCオーディオとしての組み合わせは、Olasonic D1にELAC BS72。
前に使っていたエレキットの6BM8管を使ったアンプだと、どうも中域もっこりなアンバランスな感じがあったのですが、(価格が違いすぎるので当然ですが)こちらは比べると失礼なくらい、異次元です。

300Bの特徴かもしれませんが、その前に使っていたMI-120と比べても押しが強い訳ではないのですが、輪郭が良いというか、印象に残る音がします。
低域は弱い…とまでは言いませんが、やはりMI-120と比べると線が細い感じ。
でも、その分低域の伸びが良いというか、嫌みがない印象です。
BS72がバスレフで低域を稼いでいるので、組み合わせとしては良い感じ。
ニアフィールドでの使用なので、そこまでボコスカ低域必要ありませんし。

そして、何よりもすんばらしいのが、弦楽器のニュアンス。
暖かさというかリアルさというか、艶が素晴らしいですね。
いやー、いいですね、これ。CD→MP3というソースでも、聴くのが楽しくなってきます。

しかし…PC用のオーディオとしてこのシステムは贅沢すぎな気がしなくもなく…
ま、買っちゃったものはしょうがないか。大切に使おう、うん。

あとは、玉転がしの魅惑をどこまで抑えられるかなんですよね。
あ、ウエスタンな300Bとか買いませんよ?っていうか買えません…
6SL7と6SN7を違うのに交換するのはありかもですね。比較的安いし。

ああ、そこに沼が見えるよ…orz

Western Digital製NAS Sentinel DX4000の静音化改造

Western Digital製のNAS、Sentinel DX4000はWindows Storage Server 2008 R2を搭載しているので、Eye-Fiの受信ソフトウェアをインストールしておけば、24h勝手にいつでも写真撮影→NASに転送という素晴らしい環境が構築出来ます。
こういうときにWindows NASって便利ですよね。

しかし、このSentinel DX4000、夏場になるとかなりうるさいです。
室温が上がると冷却効率が落ちるのは解りますが、それでも深夜帯にフォーーンと唸るのはどうにかしてほしいところ。
なぜに?と思って温度を確認してみたところ、ディスクではなくCPU温度が上がっていたため、ファンが高速回転していたことが発覚しました。

CPU温度を見てみると、少しでも負荷がかかるとあっという間に70度とかに達しており、そりゃしょうがないよね…という感じ。
しかも、排気ファン×1なので、CPUヒートシンクまわりにはほとんどエアフローが発生しません。
これではいくらファンが回転しても温度下がりませんし、うるさいだけです。
そこで、CPUファンを追加して、温度を下げることにしました。

購入したのは4cm角のファン。
スペースの問題でこのサイズのファンしか設置出来ません。
ファンの厚みは厚さ20mmのものをチョイス。一般的な4cmファンは厚み10mmとかですが、これだと風量が稼げないので、小口径のファンを買うときは、できるだけぶ厚いファンの方が良いです。
回転数は4000rpmですが、本体の排気ファンのファンコンに連動しますから、通常はかなり低速で回っているはず。
エアフローこんなんで大丈夫?ってくらい微風ですが、それでも劇的に温度変わりましたので、大丈夫そうです。

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取付は、カバーを開けて基板を取り外したあと、両面テープで上記の位置にぺたっと貼り付けます。
透明のプラ板はエアフローをなるべくCPUに届けるためのもの。
この延長線上にCPUクーラーが位置するようになっています。

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ファンの電源は基板上の3ピン端子を分岐させています。
今回はケーブルを自作しましたが、市販品を買ってもいいと思います。

ファンを組み込んだ結果、CPU温度が70度→50度に劇的に下がりました。
いままでしょっちゅうファンが盛大に回転していたのですが、CPUファン追加後はファンの速度が上がることは全く無くなり、めっちゃ静かになりました。
CPUファンも全く音が聞こえませんので、大成功。
うるさいと感じている方、CPUファンの追加お勧めですよ。