AliExpressでFullMusic製6SL7真空管を購入

AliExpressとは、中国のアリババグループが運営するECサイトです。
中国のECっていうと、マジで商品届くの!?という感じですが、今回注文した真空管は中国で造られているということもあり、爆安なんですよね。
しかも、AliExpressでも1個$80くらいの業者が多い中、$38という爆安業者を発見したので、ダメ元でポチってみました。

AliExpressの決済は少し変わっており、購入→AliExpressが一時的に代金を受け取り→業者が発送→受け取り確認→業者に支払い、という流れになります。
一見安全そうに見えますが、受け取り確認を放置すると自動的に受け取ったことになるため、放置されることを狙った発送詐欺も横行しているらしいです。
業者の評価制度もありますが、これもあまりアテにならないらしい…

今回購入したのは、YZ-HIFIというストア。
ここ、扱っている真空管の種類は少ないのですが、爆安なのですよ。
というわけで、レッツ購入!

購入したあと、店から「配送業者に郵便番号違うっていわれたんだが」という連絡が。
いや、合ってるよ?と送ったところ、「んじゃ、市とかが違うんじゃね?」という連絡が。
いや、合ってるお?ということで住所をもう一度送ってみたら「OK」という連絡が。
その後、DHLで発送され、Tracking Codeが送られてきたのでしばし待つことに。

9/30になり、DHLのサイトでステータスを確認すると配達済みになっている…けども、なぜか杉並区?!ここは千葉県だぞ?!
DHLに問い合わせたところ、杉並区のとある法人宛に届いている様子。
これはTracking Code間違ったか、あるいは詐欺か?!?!と思ってBuyer Protection(トラブル時の救済申し立て)を発動するかー!と思ったら、無事本日届いておりました。
結果は単にTracking Codeの間違い。焦りましたよ…

DHLは初めて使いましたが、ここまで細かく追跡出来るんですね。
面白いー!

名称未設定 1

さて、実際届いた真空管はこちら。

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真ん中の2本が今回購入した、FullMusicの6SL7。
通常6SL7はGT管(左右にある、一回り小さいやつ)と同じサイズなのですが、この真空管はST管という、くびれがあるタイプになってます。
見た目はやっぱりST管のほうが真!空!管!という感じということもあり、完全に見た目で購入してみました。
気になるサウンドは…まだエージングが済んでないので硬めですが、思ったよりは良い感じ。
真鍮のキンキラキンなベースが自己主張してますね…。

300B 6SL7

300Bはベース部が埋まっているので、アンプに装着した写真ではあまり大きそうに見えませんが、実際はこれくらいのサイズです。
300Bの高さがiPhone6とほぼ同じ、といえばサイズ感わかるでしょうか。
右側3本はいずれも6SL7ですが、これくらい大きさ違います。
Philips ECGのものが一番ちっちゃいですね。曙光のは見た目からして作りが雑です(汗

 

無事届いたので、受け取り処理を済ませて、無事取引完了。
初めてのAliExpressは大成功に終わりました。よかたー。

2

…あれ、注文増えてるぞ(爆

内火艇の製作

今日はちまちまと内火艇の製作を進めていました。

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手前がエッチングパーツを取り付ける為に構造物を削り取ったもの、真ん中がキット付属の状態、奥がエッチングパーツでディティールアップした内火艇です。
エッチングパーツに置き換えたほか、エンジンルームの突起を再現するために0.5mm厚のプラ板を追加し、ポラード的なものを伸ばしランナーで貼り付けています。
左のネジはPCで使うインチねじ。
サイズを比べるとどれくらい小さいのか解るかと思います。

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純正ではないエッチングパーツを使う場合、組み立て方がかなり複雑になります。
特に、高雄型は艦橋周りがかなり複雑なため、きちんと順序を考えて組み立てないとパーツが収まりません。
組立説明書を完全に無視した順序で組み立てているため、良く見ないとパーツの付け忘れが発生します。
ペンで囲んでいるのが、付け忘れているパーツ。
J25はエッチングパーツに置き換えますが、D52は取り付けないとですね。

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フライホークのエッチングパーツセットで難易度激上がりの高雄ですが、もともとのフジミのキット自体結構難易度高めです。
最後の方のページなのですが、構造をきちんと理解していないと、どこに何を取り付けるのかサッパリ解らない感じです。
アッサリ組みたい方はアオシマとかのほうがお勧めかも。
あと、高角砲の射界制限用のバーはこの寸法だとプラパーツ付けないほうがいいような気がします。
時々、ディティールを細かくしすぎた反面、省略したほうが良かったんじゃ?というパーツがあるのもフジミのキットの特徴です。

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切り出した細かいパーツやエッチングパーツを塗装する際に便利なのが、割り箸と両面テープ。
両面テープを貼った割り箸の上にパーツを固定して塗装します。
この際問題なのが、両面テープの強度と剥がれやすさ。
あまりに粘着力が弱いと塗装していてパーツが飛びますし、強すぎるとエッチングパーツを取り外す際に変形します。

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個人的に一番お勧め…というか、これがないと作業出来ないのが、ニットーのNo.5000NSという両面テープ。
このテープ、強度が絶妙で上の写真のように接着面が少ないエッチングパーツを貼り付けてもきちんと保持できるので、エアブラシで塗装する際にきわめて便利。
しかも剥がしてものりが残らないのでパーツが綺麗に取れる上に、割り箸から剥がすときも途中でテープが切れることなく、綺麗に剥がせます。

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たとえば、このようなラッタルの塗装でも、ちゃんとくっついたままになるんですよ。
いやー、素晴らしい!
細かいパーツの塗装に困っている方、めっちゃお勧めですよ。

初代RealForce106 ホワイトモデル→ブラック化

いつもはSilicon Graphics向けのFKB-311を使っていますが、久しぶりにRealForce 106を触ったら底打ち感のある、サクッとした打鍵感が思ったより好印象で、再び乗り換えることにしました。
今まで使っていたFKB-311はしばらくお蔵入り。
長期保管する前に手垢落とすためにも、分解洗浄せねば…

RealForce 106

東プレの初代RealForce 106(もちろんPS/2仕様)ですが、プラスチックが黄ばんできたことと、ホワイトだとPC環境に合わないということで、ブラックに塗装してみました。
普通の塗装だとつまらないので、使ったのはアサヒペン ストーン調スプレー 300ML ブラックストーン。
中に砂のような粒が入っていて、塗ると細かい凹凸になります。

キートップは白&グレーのままですが、キーボードの色が黒になるだけでだいぶ印象が変わりますね。

RealForce 106

塗装するとこんな感じに仕上がります。
ただ、このスプレーは塗装が難しく、よく缶を振って攪拌させたあと、80cm~1mくらい離した距離から吹き付ける必要があります。
行きよい良く噴射されるので、距離が近いとどばっと塗料が出てやり直しになります。
均一に仕上げるためには塗料の無駄は気にせず、遠距離から何度も吹き付ける必要がありますので要注意。
あと、スプレーノズルを押して塗料を出すときは、塗装したいものにかからないようにすることが重要です。
最初は一気に塗料が噴出するので、塗装対象物に向けているとそこだけどっぷりと塗料がかぶってしまいます。
今回は2度吹き付けて仕上げてみました。