WoWs:ラグだらけのソフトバンク光ルーターを交換してみた

2階に置いたPCでWoWsをプレーしているのですが、回線がソフトバンクの光回線なのです。
回線自体は悪くはないのですが、問題は純正のルーターがあまりにも使えない、という点。
WoWsのクライアントアップデートですら暴走してフリーズする有様で、ゲーム中もラグが300msを超えたりして、まともにプレーできませんでした。
そこで、今回安価なルーターとWi-Fiアダプタを購入し、そこそこ快適な回線環境を整えてみよう、ということを試してみました。

今回購入したのは、以下の製品。

無線LANルーターは、安価でも割と使えるルーターを作っている、Buffalo。
今回は866Mbps通信が可能な製品をチョイスしてみました。
無線LANカードは、USBタイプもありますが、より高速さを求めて、PCI-E接続のものをチョイス。
intelのLANカードは性能も安定していますし、なによりドライバ類が探しやすくていいのです。
あとは、M.2タイプのWi-Fi無線LANカードをPCI-Eに変換するためのアダプタを購入。

変換アダプタに無線LANカードを装着し、カバーを取り付ければLANカード完成。
あとはPCI-Eスロットに装着すれば、勝手にドライバが適用されます。

無線ルーターのほうは、Yahooの接続情報を探してきて、あとはPPPoE接続の設定をすればサクッとつながりました。
ソフトバンクの標準ルーターではなくても使えますから、フリーズしまくってまともに使えない純正のルーターはとっとと返却して、お好みのルーターを使った方がいいと思います。

さて、ゲームはどうなったかというと、遅延も40msレベルに安定し、パッチのDLでも止まることがなくなりました。
素晴らしいですね…。
ただし、家の対称となるくらい離れているところにルーターとPCがあるためか、リンク速度は833Mbpsにはまったく及ばない、175.5Mbpsくらいで止まってしまっています。

無線LANで高速通信って、なかなか安定しませんね…。

Emission Labs 300B-XLS 真空管についてあれこれ。

Emission Labsはアメリカの会社ですが、真空管の製造はチェコのKR Audioに委託しているようです。
チェコのKR AudioはスロバキアのJJ Electronicと共にルーツはTESLAですので、東欧最高峰の品質と技術を持ったメーカーと言えるかと思います。
個人的な印象では、元研究部門だったKR Audioはハイエンドに特化し、製造部門だったJJは安価かつ高品位な真空管を製造している印象です。

Emission Labsの真空管といえば、とにかくデカい!パワフル!という印象。
なんせ、オリジナルよりも縦横1.5倍くらいのマッチョ仕様ですから。

オリジナルの300Bはすでに手放してしまったため写真をつなぎ合わせていますが、実際これくらいの差があります。
左が一般的な300B。真ん中はJJの300B。右がEmission Labsの300B-XLS。
300B-XLSは845とかと比べた方が良いくらいのサイズです…

CayinのA-300Bにセットして、スピーカーはELACのCL310と組み合わせてPCオーディオ用としてニアフィールドで聴いていますが、低域のドライブ能力は桁違いで、CL310の小型のエンクロージャーからは想像が付かないサウンドを奏でています。
もともとCL310は見た目の小ささからは信じられないような音を出すスピーカーですが、能率が低いこともあって、キチッとドライブできるアンプでないとなかなか真価を発揮してくれないのも確か。
そんなCL310を軽々とドライブ出来る300B-XLS、流石です。
しかも、押しの一辺倒という訳ではなく、KR譲りの繊細さも持ち合わせているのが、また素晴らしい。

しかし…いまのシーズンはいいですが、これから夏にかけて暑くなるので、そうなるとこのシステムは結構厳しそうな気がしますorz

真空管アンプ三昧

現在使っている真空管アンプですが、いろいろ試行錯誤を重ねて、どうにか組み合わせる真空管が決まりつつあります。
とりあえず、現状の組み合わせをご紹介。

SV-2A3EPX(メインシステム)

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メインのオーディオシステムで使っている、SUN AUDIOの真空管アンプキット、SV-2A3EPX。
モノラルプッシュプル構成で、初段が6SN7、ドライブ段が6V6、出力段が2A3のプッシュプル、整流管は5U4Gという構成です。
改造箇所は、
・抵抗全交換
・コンデンサ全交換
・可変抵抗器を23ステップのEIZZアッテネーターへ交換
といったあたり。
中身は回路こそそのままですが、パーツはまったくの別物です。

組み合わせている真空管は、
初段:MELZ 1578 “Hole Plate”
ドライブ段:TUNGSRAM 6V6G または気分次第でFIVRE 6V6G
出力段:KEN-RAD 2A3
整流管:BRIMAR 5R4GY または RCA 5X4G、Mullard CV378


A-300B(PC用オーディオシステム)

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元々は出力管がFullmusicの300Bだったのですが、へたってきたのでJJの300Bに交換しています。
一度管を挿し間違えてコンデンサを1個炸裂させてしまったので、ニチコンのFine Goldに交換しています。
中身は上記を除いてノーマルのままです。

初段:KEN-RAD 6SL7
2段:RCA 6SN7
出力段:JJ 300B
整流管:GE 5R4GY

型番不明6L6Gアンプ(Prime Music用)

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中国製の激安アンプ。
CK1006整流管を使いたい為だけに購入。
中身は余ったコンデンサで少しばかり強化されています。
元々は6L6Gでしたが、整流管を交換したので電圧も低めな6V6Gに交換して使っています。

初段:PSVANE 6SN7
出力段:ICC CV6G(RCA OEM)
整流管:RAYTHEON CK1006