今まで使った巡洋艦を振り返ってみようのコーナー

WoWsで今までプレーした巡洋艦ズを勝手に寸評してみましょうのコーナーです。

■天龍型

フフフ、怖いか…ということでまずは天龍から。
巡洋艦になってますが、もともと3230tしかない艦ですから、どちらかというと駆逐艦に近いサイズです。
武装も14cm砲が4門と、アメリカの主砲マシンガンことセントルイス級に比べると控えめというか見劣りします。
セントルイス、主砲14門・副砲18門ですからなぁ…
発射速度は10発/分とそこそこ快適なのが救いなので、出来るだけ命中弾を叩き込んでおきたいですね。
といっても、できれば砲撃戦は格下クラスか駆逐艦にしたいところ。

魚雷発射管は3連装×2基なのですが、両舷側に撃てる配置なので6射線が確保できます。
天龍の良いところは足が速いこと。船体が小さいが故のフットワークを駆使して戦艦に魚雷を叩き込むのが基本的な戦い方ですね。
Tier3で初心者が多いレベル帯ということもあって、慣れてから使うと経験値稼ぎにも良い感じだそうです。
また買うか…

■球磨型

球磨だクマー!ってことで球磨。5500tクラスになって天龍からどーんと存在感が増しました。
砲も7門に強化されたので、片舷6門での斉射が可能になり、駆逐艦にとっても手強い敵となっています。
発射速度は天龍と同じ10発/分ですから、純粋に斉射が4門→6門と1.5倍増加しています。

魚雷ですが、4連装になったので3連装の天龍から使いやすくなっている…かといえばそんなことはなく、球磨型は片舷4射線しか確保できません。
このため、8発撃つにはケツを左右に振る必要があり、ちょっと使いづらい感じ。
雷撃主軸の戦法を採るなら、天龍のほうが扱い安いと思います。
あくまでも、重巡に行くまでのルートといった感じ。

■古鷹型

日本の巡洋艦ツリーでほとんどの人が躓くであろう、古鷹型。
見た目は一気に近代的になり、これぞ日本の重巡!って感じなんですが、いかんせん砲が…砲がね…orz
だって、天龍~球磨は砲の180度旋回が20秒に対し、古鷹は45秒と戦艦並ですよ。
しかも発射速度は後期型砲塔でも3.5発/分と、球磨の10発/分と比べると思いっきり劣ります。
青葉型との差別化だと思いますが、実史と違って20.3cm砲になっても連装砲にならないのよね…

しかも、魚雷発射管も両舷側にそれぞれ3連装が1基ずつ、しかも射程距離6kmですから、船体が一気に巨大化したことで鈍重になっているので至近距離からの雷撃は袋だたきにされるのがオチです。
軽巡と異なり、重巡からは主砲での砲撃戦がメインになり、魚雷は緊急回避といった感じで使うことが多くなりますので、そのセオリーを叩き込むには古鷹型の使い勝手の悪さというかマゾさは良い勉強になるのですが、球磨から乗り換えたばかりの方は「こんなんで勝てるか!」という印象だと思います。

…と思ったら、さすがに苦行すぎるってことで主砲の旋回速度とか強化されたんですね。
古鷹に慣れておくと、そのあとの青葉が天国に感じます。

■青葉型

古鷹型の順当進化版とも言える青葉型。やっとこさ砲が待望の連装砲に!
ただ、連装砲×3基なので、斉射しても6門と数自体は古鷹型と変わらないのですが…
この連装砲、装填時間も短縮され、5.5発/分とかなり良い感じにぶっ放せます。
古鷹はね…実施でも人力装填でしたからね…(泣

魚雷も4連装×2基となったので使い勝手も少し向上。
同Tierの主砲マシンガン其の2ことクリーブランド級がいるので地味に感じますが、地味に強い艦です。

■妙高型

姉さん!というわけで妙高型ですよ、妙高。個人的に一番好きな重巡かなー。
とうとうというか、ついに20.3cm連装砲×5基となり、10発の斉射が可能となりました。
5.0発/分の発射速度、最大射程距離16kmと、火力で言えばTier以上の力を持っています。というかTier9の伊吹を越え、Tier10の蔵王と同じくらいらしい。飢えた狼恐るべし。
主砲の散布界が狭いのも特徴で、射撃管制装置改良を搭載すると12kmからの斉射で8発命中とか叩き出します。

さらに、魚雷発射管が3連装×4基となり、方舷側で6射線が確保できるのも良いところ。
魚雷の射程距離も10kmあるし、後方に撃てるので回避しつつばらまくと運良くヒットしたりすることが。
アップグレードは、個人的には射撃管制装置改良と操舵装置改良がお勧め。
特に操舵装置改良は魚雷回避には必須といってもいいかも。

勝ちやすく、バランスの良い艦でお勧め。
しかもTier7というちょうど良い位置なので、経験値やクレジットも比較的稼ぎやすい感じ。

■最上型

航空巡洋艦としてのほうが有名ですが、こちらは軽・重巡洋艦時代の最上。
ロンドン海軍軍縮条約で艦の保有数が定められたので、軽巡に分類させるため15.5cm砲を搭載、条約脱退と共に20.3cm砲に載せ替えて重巡の仲間入りをした艦です。
なので、区分上は軽巡洋艦なんですよね、これでも。

最上の良いところは、なんといっても3連装砲×5基という、15門にも及ぶ圧倒的な火力でしょう。
しかも6発/分という良好な射撃速度を備えており、駆逐艦にとってはまさに天敵。
15.5cm砲の良いところは、艦長スキルの照準補正専門家と上級射撃訓練の効果が得られるということ。
砲の照準速度向上と射程距離延長ですから、そりゃ15.5cm砲のほうが良いでしょう。実際、20.3cm砲に乗り換えた最上ってほとんど見かけませんね…

魚雷も4連装×4基と順当に強化されウハウハな感じの最上ですが、実は、最大の罠が待ち構えています。
それは…Tier8ってこと。つまり、大和とか島風とかうじゃうじゃいる戦場に放り込まれる可能性が高いんですよね。
主砲の射程距離は13.7kmとそこそこですが、大和の主砲射程は26.6km(!)ですし、アイオワ、モンタナあたりも余裕で20kmを越えてきます。
最上の隠蔽性は海面12.1kmなので、射程距離の13.7kmはあまりにも心許ない感じ。
見つかる→大和の主砲喰らう→一撃でゲージもって行かれる、なんてことが多発し、なかなか勝てないことも。

しかも、Tier8なので修理代がまた凄く、90Kくらいは軽くもって行かれます。
つまり、ちゃんと戦って勝たないと赤字が続くことに…
そのためにも、火器管制装置+上級射撃訓練による主砲の射程距離延長は必須です。
個人的には射撃管制装置改良も付けて大量に砲弾をぶち込む戦い方が楽しいですね。

 

というわけで、今まで使った巡洋艦の寸評でした。

フライホーク、手強し。

高雄建造中

というわけで、高雄ですよ、高雄。
誰?って感じですが、たぶん高雄。
あ、おっぱいの塗りが平坦になっちゃってるな…もっと凹凸出すか…

ちまちまと建造を進めていますが、なにせエッチングパーツだらけ、しかも説明書が難解で「ここ、エッチングパーツあったんだ」なんてことが多数なのであります…
同じフジミの愛宕も買っているんですが、中身別物なんですね、これ…
一部差し替えじゃなくて、まるっと新金型作るあたり、フジミのこだわりを感じます。

妙高型の発展系だけに、足柄を作ったあとで高雄を作ると「ほうほう」というところも多数。
利根と阿賀野を作った時も似てるところあるなーとか思いましたし、模型を作っていると、写真では解らないところに気づくことも結構あったりします。

さて、高雄ですが、本日の状態はというと…

DSC_4173

少しだけ進んでいます。
とりあえず後部煙突のジャッキステーとファンネルキャップは取り付け完了。
前部煙突は説明書の通りの順番で組み立てると取付が出来ないので、順序を変えて組み立て中。
純正ではないエッチングパーツだと、こういった順序考えつつ作業しないと、あとでどえらいことになります。

組立図がパズル状態

DSC_4149

フライホークの高雄用エッチング・コンプリートセットの説明書。
E22、E24、E25を組み合わせてパーツを作るのですが、解るようで解らない。
このパーツの組み立て方自体は難しくないのですが、問題はどこに設置するか。

DSC_4152

説明書にあった、取り付け箇所。
これでわかるかい!って感じですな…
横方向に飛び出した部分から向きを察して、取り付けたのが下記の状態。

DSC_4154

プラパーツと思いっきり形が違うので、最初解りませんでしたよ…
しかし、凄く細かいですね、このエッチングパーツ。
失敗すると替えが無いので、めっちゃ気を遣います。