1/700艦船模型用の滑り止め鋼板を複製して安価に使ってみる

現在、タミヤの島風を作っていますが、1972年のキットということもあり、かなりいろいろなところが端折られています。 甲板で最も目立つのは、やはりリノリウム押さえが無いのと、滑り止め鋼板の凹凸がなく、のっぺりしているということでしょうか。 今回作るに当たり、滑り止め鋼板を使って凹凸を再現してみることにします。 購入した滑り止め鋼板は、ライオンロア製のLE700056という製品。 ライオンロアの製品らしく、かなり凹凸模様が細かく再現されています。 真鍮で、かなり薄くなっていますので取り扱いは比較的簡単そうかも。 写真のプレートは一度下記で紹介する複製処理… [続きを読む]

不幸型…もとい、扶桑型戦艦「扶桑」(フジミ 1/700 with エッチングパーツ)完成!

“主砲の火力だけは自慢なの。……へ?防御力と速力?そんなの……欲しいけど……。” 「不幸型戦艦」とも言われる、扶桑型戦艦の姉のほう、扶桑。 艦これではドロップしやすいように、レア設定が低くなっていることもあり、最初に入手した戦艦が彼女、という方も多いと思います。 ウォーターラインのキットとしては、フジミからは昭和10年、16年、19年の3つのバリエーションモデルがリリースされています。 今回製作したのは、昭和16年、1941年の最終改装の一つ前の状態となっています。 レイテ沖に突入し凄惨な最期を遂げた際は、至る所に機関銃が増設されていましたが、… [続きを読む]

1/700 扶桑、徐々に完成

少しずつ進捗している扶桑ですが、やっと形になってきました。 艦橋の張り線を終え、艦橋やら主砲やらを固定した扶桑。 このアングルから見ると、扶桑独特の不安定なパコダマストが際だって格好いいですな。 さすがは違法建築とか言われるだけあります。 姉妹艦の山城は下部がえぐれた形状にはなっていないので、高さはありますが安定感があります。 扶桑は主砲の向きを反転させた関係で、干渉する艦橋部分をごっそりえぐった形になっているため、かなりインパクトがあります。 少し上から見るとこんな感じ。 艦橋や主砲などの構造物には、すべてウォッシングでシャドウを入れていますので… [続きを読む]

ピンセットについて

1/700の艦船模型を作っていると、必ずやらかすのがピンセットでつまんだ細かいパーツを飛ばしてしまう事故。 1mm程度のパーツとかを飛ばしてしまうと、見つけるのがほぼ不可能なだけに、とても気を遣います。 そんな細かい作業をするときに便利なように、私はピンセットを加工して使っています。 もとのピンセットは、おそらく500円を切るであろう、安価なステンレス製ピンセット。 タミヤ製のピンセットと比べると圧倒的に作りが安っぽいピンセットですが、これがべらぼうに使いやすかったりします。 一番上が、最もよく使うピンセット。 今回紹介しているものです。 中段はタミ… [続きを読む]

艦船模型のお手軽ウェザリング術

ウォーターラインシリーズの艦船模型で、完成後のリアリティをぐぐっと増すためにオススメなのが、船体のウェザリング塗装。ウェザリング塗装というと難しそうなイメージがありますが、割と簡単に再現可能です。私がいつも使っている、お気軽にウェザリングを入れるコツを紹介したいと思います。■準備するもの船体のウェザリングには、塗料を溶剤で落としながら塗装するウォッシングと呼ばれる技法が便利です。大まかに汚れの塗装を行い、あとから溶剤で溶かしていき、微妙なグラデーションなどを再現していく方法です。ウォッシングを行う際に重要なのは、下地の塗装を侵さないことです。下に着色した… [続きを読む]

タミヤ 1/700 軽巡洋艦「阿賀野」 完成~!

“見てよ、この洗練された体…今度はゼッタイ本領発揮しちゃうからね。” 1月に雪風、2月に陽炎(元のキットは雪風)を作ってからしばらく時間が空いてしまいましたが、やっとこさ阿賀野が完成しました! 同時に作っている扶桑は…艦橋裏の張り線部分で止まってしまっています(汗 今回の阿賀野ですが、1972年の古いキットですので、最近発売されたキットと比べてしまうとかなりディティールの甘さが気になります。 とはいえ、40年以上前のキットとしてはかなり頑張っていると思います。 ディティールの甘いところは、エッチングパーツを使って補うことにしました。 使用した… [続きを読む]

ロジクール MX Revolutionのバッテリー交換

ロジクールの旧ハイエンドマウス、MX Revolution。 アプリによってホイールの回転モードをクリック・トゥ・クリックモードとホイールスピンモードに自動的に切り替えるという、MicroGearプレシジョンスクロールホイールを搭載し、いまでも人気の高いモデルです。 後継モデルのM950が登場してからかなり経ちますが、ヤフオクなどで中古が高値で売買されていることからも、愛用者が多いマウスだと思います。 このマウスの最大の欠点は2つ、それは ・右側面のラバーコーティングが剥げる ・バッテリーが消耗したときに交換ができない(むずかしい) という点があります。… [続きを読む]

1/700軍艦プラモ製作にお勧めの瞬間接着剤

張り線やエッチングパーツを取り付ける上で欠くことの出来ない、瞬間接着剤。 いろいろな製品が多数ラインナップされていますが、私が使っていてこれは便利!と思うものをご紹介します。 ■ロックタイト ピンポインター ゼリー状 本体サイズはでかいものの、容量は5gとさほど多くはありません。 しかし、この製品の良さはなんといっても使い勝手が良いという点。 製品写真を先に見ていただいた方がイメージがわきますので、先にamazonのアフィリエイトを使って写真をご紹介。 使いやすいポイントは2点で、 ・キャップが確実に閉められる(接着剤のはみ出しによるノズルのつまりが起… [続きを読む]

NEC LaVie Z LZ550/Lの割れた液晶を安価に修理してみた

13.3インチ液晶を搭載、最厚部でも14.9mmながら重量は900gを切る875gと、究極のモバイル向けUltraBookとも言える、NECのLaVie Z LZ550/L。 実際持ってみるとあまりの軽さに驚愕します。 軽量化に伴い、キーボードのキーストロークや質感など、いくつか犠牲になっているところもありますが、最大の問題は、液晶部分の弱さ。 PC関連のサイトで剛性には問題なし、と書かれているところもありますが、正直液晶部分の頼りなさには不安がありました。 最初に触ったときから不安だったのですが、悲しいことに見事に予想的中。 会社で3台導入しているので… [続きを読む]

阿賀野をひきつづき建造中~徐々に組み上がってきました

途中まで仕掛かっている扶桑そっちのけで、先に簡単そうな阿賀野を作ってました。 扶桑ですが、0.05号のメタルラインを使って艦橋のロープを張っていたんですが、どうもメタルラインの癖がつかめないので、先に阿賀野を作って、こちらで実験することにしました。 というわけで、阿賀野の張り線が終わってから扶桑の続きに着手なのであります。 少しずつできあがってきた阿賀野。 滑り止め鋼板のまだら状になった部分は、ウェザリング用に入れたスミ塗料。 このあとエナメル溶剤で良い感じに仕上げていきます。 リノリウム押さえは一気に作業するとしんどいので、ちまちま貼ってます。 … [続きを読む]