タミヤ 1/700 軽巡洋艦「阿賀野」 完成~!

阿賀野

“見てよ、この洗練された体…
今度はゼッタイ本領発揮しちゃうからね。”


1月に雪風、2月に陽炎(元のキットは雪風)を作ってからしばらく時間が空いてしまいましたが、やっとこさ阿賀野が完成しました!
同時に作っている扶桑は…艦橋裏の張り線部分で止まってしまっています(汗

今回の阿賀野ですが、1972年の古いキットですので、最近発売されたキットと比べてしまうとかなりディティールの甘さが気になります。
とはいえ、40年以上前のキットとしてはかなり頑張っていると思います。
ディティールの甘いところは、エッチングパーツを使って補うことにしました。
使用したエッチングパーツはメーカー不明ですが、阿賀野、矢矧、能代などの姉妹艦用のパーツも付属している、阿賀野型汎用っぽい感じのメーカー不明品で、航空機甲板、魚雷次発装填装置、滑り止め鋼板、窓枠などとなります。
かなり古い製品なんじゃないかな…?
これとは別に、手すりやラッタルも汎用のエッチングパーツを使って再現してみました。

今回、張り線にはじめて0.05号のメタルラインを使用しています。
形状記憶合金製の鮎釣り用金属糸で、直径はなんと0.037mm!
1/700なので700倍にしても約26mmと、実際とほとんど変わらない寸法となっています。
艦船模型用のメタルラインも売られていますが、値段が釣り用のものと比べるとかなり割高なので、鮎釣り用の「あゆゲッター 0.05号」を使用しています。

メタルラインの最大の利点は、金属なのでナイロンとは異なり絡まない、という点。
実際の艦船では、重力で垂れ下がった感じでワイヤーが張られていました。
ナイロン線を使って垂れ下がった感じを再現しようとすると、うにゃっとあちこちに曲がってしまうため、綺麗にワイヤーが曲がったように再現するのは不可能となります。
このため、ナイロン線を使う場合には、ピーンと直線上に張る必要があります。

これに対し、メタルラインはねじれることがありません。
しかも、巻いている状態で出荷されているため、金属線自体にゆるいカーブが付いています。
このカーブを利用することで、重力で垂れ下がった感じを再現することが可能です。
また、メタルラインを強く引っ張ると巻癖が取れ、まっすぐの線になりますので、直線状に張ることももちろん可能です。

 

阿賀野

0.05号のメタルラインを使用して再現した張り線。
直線ではなく、ゆるやかに垂れ下がった感じで張られているのが解りますでしょうか。
太さも0.15号のナイロン線と比べると半分程度の細さになります。
あまりにも細すぎるため、接着する際、何度もワイヤーの先端を見失う羽目になりました。

 

阿賀野

完成した阿賀野。
従来の5500t軽巡洋艦と比べると、フォルムがまったく異なります。
カクカクした砲塔が特徴的な15.2cm連装砲と、一部2階建てになった水上機用甲板が特徴的です。

 

阿賀野

少し違う角度から。
エッチングパーツに、21号電探が付いてきたので、取り付けてみました。
キットのイラストを見ると、阿賀野は電探を装備していないっぽいのですが、時期的に装備しててもおかしくないように思いましたので、使わないのももったいないこともあり、取り付けてみました。
矢矧などでは前部マストにある22号電探は取り付けていません。

 

DSC_1842

前部マストおよび後部マストは、真鍮線でフルスクラッチしています。
前部マストの柱は0.5mmの真鍮線を使用し、左右に飛び出ている支柱部分は0.3mmの真鍮線をハンダ付けしています。
精密さを出すために、トラス梁は0.3mm真鍮線を取り付け、斜材は0.15mmの真鍮線を接着してみました。

 

DSC_1845

前部マストを着色して装着してみました。
トラスの部分が結構良い感じです。

 

DSC_1838

後部マストは柱に0.7mmのステンレス線を使用、マスト上部は0.3mmの真鍮線です。
柱ですが、0.7mmだとちょっと細すぎたかもしれません。
探照灯部分の手すり、余ったパーツを使ったので変なところで切れちゃってます…まあ、実際見ると気にならないのでいいかな。
クレーンは阿賀野型用のエッチングパーツセットに付属したものを使用しています。
クレーンやカタパルトのエッチングパーツは、着色する前に組み立ててしまうと内部の着色が難しいため、先に一度着色してから組み立てるようにしています。

 

阿賀野

特徴的な水上機用のカタパルトと甲板。
阿賀野は他の姉妹艦と異なり、より大型の一式2号11型射出機を搭載していたようです。
それにしても、このエッチングパーツのカタパルト、ちょいデカすぎな気が??
甲板、カタパルト、クレーンとすべてエッチングパーツになります。
カタパルトはエッチングパーツを使うとぐぐっとディティールが一気に上がりますね。

前後のマストを繋ぐ張り線、へいこうになるように張るのがとても大変でした。
遠目から見つつ位置を微調整してから接着するのですが、たるんだ方向をきちんと合わせないと上や横から見たときにトンデモな状態になります。
少しでもずれてるだけで、だいぶ目立つんですよね…

 

阿賀野

艦尾方向から。
阿賀野では爆雷は手動投下式らしく、ここも姉妹艦と異なる点となります。
魚雷発射管は4連装のものが1基しか見えませんが、同じものが飛行甲板の下に取り付けられていますので、合計8射線となります。

 

阿賀野

今まで作ったウォーターラインシリーズの艦のうち、艦これに実装されている水上艦が6隻揃いましたので、単横陣にして並べてみました。
左側から、雪風、大井(重雷装艦)、足柄、阿賀野、陽炎、子日。
この角度から見ると、リノリウム押さえを再現するだけで、だいぶディティールが細かくなった印象を受けます。
でも、威力は絶大ですが、手間も半端ないんですよね、この作業…

 

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せっかくなので、上記の写真をそのままゲーム内でも再現してみました。
ただ、実際には大井は改二じゃなくて改ですし、陽炎、子日は改装前の状態となりますので、ビミョーに違うのですが…

で、どっか出撃してみますか…ということで考えてみたのですが、軽巡&駆逐艦がメインの艦隊なので、無謀にもE-4をチョイス。
爆雷&ソナーを装備して、突撃してみたところ…

 

20140504_000355

ぉぉぅ…やっぱりレベル低いし、きついっすね…
結局、2戦目で子日が大破し、撤退となりました。
子日、レベル22だしなぁ。
雪風は運がべらぼうに高いこともあって避けまくるのは解りますが、足柄さんも一発も食らってないあたり、さすがだと思います。

現在作っている扶桑にカ号観測機を3スロット分埋めれば、この艦隊でもうまくいけばE-4のボスを撃沈できるような気がします。
戦艦がいないと、どうしても1巡目の戦闘で終わってしまうので、ボスのゲージをなかなか吹っ飛ばせないんですよね。
がんばって扶桑完成させねば…


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