アオシマ 1/700 初春型駆逐艦「子日」完成!

子日

“今日は何の日?子日だよー!”


というわけで、4隻目は数多くの駆逐艦の中でも、割と扱いがかわいそうな子日を作ってみました。
「提督提督、今日は何の日??ねの」(殴
なんていうか…子日をメインで育てている提督っているのかしらん。

ちなみに、なぜマイナーな子日を選んだかというと…模型ショップが複合商業施設に入っているのですが、そこの駐車場が2時間で800円なのです。
1000円以上買い物をすると2時間無料券をくれるので、実質200円と言うことに。
で、1000円を超える一番安いのを探していたら、こいつだった、と…orz

さてさて、そんな初春型駆逐艦の2番艦、子日ですが、約1700tの吹雪型と同等の火力を1400tの艦に押し込んだものだから、トップヘヴィで転覆しやすいという悲惨な艦となってしまいました。
なんせ、初春は舵を切ったら38度も傾いて転覆寸前状態という有様。
千鳥型水雷艇3番艦「友鶴」が復原性の問題で転覆した友鶴事件をうけ、平常時でも転覆しかねない初春型も大幅改修を受けることとなりました。

というように問題ありまくりだった子日ですが、あえて竣工時のトップヘヴィな状態の模型を作ってみました。
外見としては結構かっこいいと思うんですよね。
でも、真横から見ると確かに重心高そうだわ…という感じ。
12.7cm連装砲×2と12.7cm単装砲×1という、ちょっと変わった兵装となっております。
子日 

前から見た子日。
アオシマの模型ですが、1/700にも関わらず窓に枠がちゃんとついていたりと、とにかく細かいです。
エッチングパーツなしでも十分いけますね。
子日

後ろから。
艦尾の艦名デカールですが、最初の「ね」を破いてしまったため、筆で書いています…
初めて魚雷の次発装填装置を搭載した艦なので、魚雷発射管の後ろに次発装填用の魚雷が収まった箱?があります。
子日

真横より。
一段高くなった艦首に、重たそうな砲を背負い式に搭載しているので、これだけでも重心がかなり上に移動してそうな感じです。
友鶴事件を受けた改装後は2番砲塔は3番砲塔の低い位置に移動(3連装魚雷発射管を1基撤去)されていますので、やはり問題あったんでしょうね…
子日

艦首部分のクローズアップ。
連装砲と単装砲という組み合わせがアクセントとなっています。
子日

今回も張り線をしてみました。
小型の艦だけあって、ブリッジの後ろのマストはかなり大変なことに。
4本の0.15号テグスをあらかじめまとめたものを接着し、それぞれ配線しています。
張り線のテンションがかかるため、艦首・艦尾のポールは0.5mmの真鍮線に変えました。
子日 

どれくらい大きさが違うか…ということで、先日作った足柄と比較してみました。
こうやって並べるには、ウォーターラインシリーズはいいですよね。
単艦で飾るならフルハルモデル、並べて楽しむならウォーターラインという感じで迷います。
ラインナップは圧倒的にウォーターラインのほうが多いんですよね。
子日 

うーん、足柄がとても大きく見えます。
足柄が13,000tですから、64,000tの大和なんて化け物ですな…

この子日、一部のパーツが他の艦と共通パーツとなっていて、4連装魚雷発射管や副砲、対空機銃、水上偵察機など大量の余剰パーツが付いてきます。
他の艦をつくるときにこういうのって便利なんですよね。
上の写真では作った直後なので手すりを付けていませんが、物寂しいので手すりを追加しています。
ウェザリング塗装も行ったので、今ではだいぶ雰囲気が変わりました。
手すりをつけた写真はこちら。

05

子日

フジミ 1/700 まるゆ(三式潜航輸送艇) ※1/350キット特典 完成です

maruyu

“初めまして…まるゆ着任しました。
え?聞いてないって…そんなあ!”


まさかの、まるゆ。

ていうか、こんなものまでキット化していたとは、恐るべしフジミ模型。
しかもまるゆ1号艇と1001号艇の2種類がキット化されております…
Amazonのレビューには「箱を開けて目刺しが一匹というのが第一印象ですが、よくぞこんな物まで製品化して頂いたその根性を買うキットでしょう」とありますが、まさにそんな感じな誰得モデルとなっております。

で、大和レシピでまるゆ出た記念でネタとして買ってみました。

しかも初回限定版には、なんと1/700のサービスキットがおまけで付いてくる!
1箱で1/350と1/700の2隻のまるゆがつくれてしまうお得セットです。
定価はたったの2,730円(高いよ!!しかも1/700大和は2,100円だ!)
これは、買うしか!(普通買わない

さてさて、キットを見ていきましょう。
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うーん、格好良いのか、微妙なのかw
そのまま宇宙まで飛んでいきそうな登場シーン。
陸軍潜航輸送艇なんて、今後絶対に開発されなさそうなジャンルの兵器であります…
でも、Transport Submarineって書くと、なんかカッコイイ気がします。

キットは特シリーズSPOT品なので、定番モデルでは無さそうです。
とはいえ、人気のあるモデルでもないと思うので、余りまくっていると思われます。

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1/350のまるゆ本体、通称「めざし」
艦内がスケルトンで見える様に、シースルー船体もついてくるよ!(いらないわ!
…2隻作れと?!
まるゆエッチングパーツ

しかも、なんとエッチングパーツまでついてくるのだ!!!
シースルー用に艦内で使う滑り止め鋼板とかもエッチングパーツで付属します。
ていうか、誰だ、こんなの企画してモデル化しちゃったのは…
1/700 まるゆ

こちらが初回限定版にのみ付属する1/700のまるゆ。
パーツ数はたったこれだけ。
一瞬で組み立てられます。
まるゆを作ってみた

実際に作ってみました。
あっという間に完成する、お手軽キットです。
もともとフルハルモデルでしたが、他の艦船と飾るため、下半分をぶった切ってウォーターラインモデルに改造しました。
水面下の部分は切り取ってしまっているため、構成パーツは船体と艦橋がそれぞれ2パーツ、13mm機銃と甲板で合計6つしかありません。
潜舵ガードとアンテナ(潜望鏡?)は0.2mmのピアノ線で再現しました。
1本だけですが張り線もしてみたよ!

ウェザリングは後日入れる予定。
あ、艦橋に日の丸デカール貼らないとだ。
扶桑とまるゆ

大きさ比較のため、建造中の扶桑といっしょに撮影してみました。
…こりゃ、ゲームでも戦力にならんわけだ。

 

伊168とまるゆ

サイズ比較その2、伊168とまるゆ。
こんなにサイズ違うんですね…ていうか、まるゆちっちゃすぎ!

こんなのをキット化したフジミ、流石すぎです…

艦これで艦船模型をはじめた方に : メーカーごとの特色について

大層なタイトルをつけていますが、艦これがきっかけでプラモを作り始めた私が何隻か作ってみて、思ったことなどをだらだらと書いてみよう、というそんなコーナーです。

メーカーごとの特色

1/700の艦船模型は、タミヤ、ハセガワ、アオシマ、フジミ、ピットロードといったメーカーが様々なモデルを販売しています。
かつては
静岡模型教材協同組合に所属していたメーカー各社がくじ引きによって各種艦艇をモデル化していましたが、フジミが静岡模型教材協同組合を脱退し、シーウェイモデルを独自展開するようになってからは、各社からいろいろなモデルが登場するようになっています。
そんな各社の特色を、主観バリバリにご紹介します。

■フジミ

フジミのキットは雪風、扶桑、高雄、愛宕あたりを持っていますが、最近のキットはどれもとても細かいですね。
米粒大のパーツも大量にあり、作るのにはかなりの難易度を伴います。
パーツが細かいのはいいのですが、プラスチックパーツだとどうしてもオーバースケールになりがちなものもあり、適度に省略した方が良いのでは?と思うところも若干あったり。
ただし、このあたりは純正品や社外品も含め、エッチングパーツのアフターパーツが充実しているので、交換してしまうのも一つの手です。
また、真鍮線などを使って代替することもすることも出来ます。

いきなり最初にフジミのキットは、ちょっと敷居が高いかもしれませんが、素組みでも十分に見栄えがしますのでオススメです。
ただし、空母や戦艦をいきなり作るよりは、駆逐艦~巡洋艦くらいをまず作ってみるほうがいいかもしれません。

■アオシマ

昔からいろいろな艦船をリリースしていますが、昔のモデルはかなりモールドも貧相で、ダメダメな出来が多かったようです。
ただし、最近リニューアルされたキットはかなり力が入っており、フジミほどのやり過ぎ感はありませんが、十分に素組みでもしっかりとしたディティールを保っています。

痛アイテムも得意とするアオシマですので、艦これとのコラボ製品も数多くリリースしています。
艦これパッケージ仕様のモデルもリリースしていますが、キャラクターエッチングプレートなどが付いてくる分、かなり高くなっています。
個人的にはキャラクタープレートではなく、ディティールアップ用のエッチングパーツを付けて欲しいところではあります…

最近リリースされている艦これシリーズのモデルは、パッケージは新しいですがキットの中身はアオシマやタミヤの古いままですので、注意が必要です。
特にタミヤの島風とかは、1970年代のキットですからね…

■タミヤ、ハセガワ

古いキットしか持っていませんが、最近は新製品の投入には熱心でないようで、リニューアルしたキットなどはあまりないようです。
キットが古いためパーツ数も少なく、すぐに作れてしまう良さはありますが、かなりビミョーな感じもするので、アフターパーツによるディティールアップは必須でしょう…
積極的に買いたい、と思うキットではありません。

特に、フジミが静岡模型教材協同組合を脱退したあとは、今まではタミヤやハセガワしか出していなかった艦船を独自にキット化していますので、購入するならフジミ製のほうがオススメです。

島風と伊168、阿賀野、天龍などを持っていますが、どれもかなり古いキットで、滑り止め鋼板のモールドなどもなく、とてもアッサリしています。
見栄えするように作り込むにはエッチングパーツによるディティールアップは必須とも言えますので、難易度はかなり高いと思われます。
微妙にパーツが合わない、バリがある、反っているなんてのもよくありますしね・・・

ハセガワが久々にリリースした1/700の赤城はかなり気合いが入っていて良作らしいです。

■ピットロード

ニッチな艦船プラモをリリースすることで有名なメーカーです。
ディティールはそれなり、といった感じで、細かさから言うと、フジミ>ピットロード≧アオシマ>タミヤ・ハセガワ、といった感じです。
小型艦船はピットロード製のキットなのでかなりモールドも細かいのですが、大型艦船は中国のトランペッターに製造を委託しているため、かなりビミョーな出来のものが多い様子。
あと、キットの値段が若干高めなような気もしますです、はい。

とはいえ、ピットロードしかキット化しない艦船も多数あり、貴重なメーカーでもあります。

 

(私が作った中で)最初に作るのにオススメのキット

ぶっちゃけ、一番気に入っている艦娘のキットを作るのが良いと思いますが、いきなりフジミの赤城とかはチャレンジすぎな気がします。
私はまだ空母には手を付けていませんが、理由は「作り始めるとかなり大変そう」なため。
構造が複雑な上に木甲板シート、エッチングパーツなどのアフターパーツも数が多く価格も高いため、フルセットを揃えると1万円近くになってしまいます。
その上、エッチングパーツの取り付けなどにきわめて高度なテクニックが要求されますので…空母はしばらくは手を出さない方がいいのでは?という感じです。

今まで作ったキットは数が少ないのですが、オススメするとしたら以下の様な感じでしょうか。

アオシマ 利根

ちょっと古いキットですが、パーツ数が少ない割にはしっかりと利根型のディティールを捉えており、組みやすくて良いキットだと思います。
ストレートで組むも良し、手すりやラッタルを取り付けるだけでもぐぐっと存在感が増します。
魚雷がある甲板の部分が塞がれている(航海中は塞いでおいたらしい)ので、ここは開口して魚雷発射管を取り付けたいところ。

フジミ 雪風

かなり細かいパーツも付属しますし、作りがいがあるキットです。
有名な艦なのでアオシマ、ピットロード、フジミからリリースされていますが、ダントツにフジミのキットが一番細かいですね。
浦風と2隻セットで入っていますが、浦風ではなく他の艦として作るのもアリです。

フジミ 金剛
私が最初に作ったのが、フルハルの金剛。
フルハルとは水面下の船体部分までキット化されているものです。
最初に作ったので出来としては微妙ですが、それなりに見栄えもする、良いキットだと思います。

なんといっても、絶大な人気を誇る艦娘なだけに、作る方も多そうな感じ。
できればエッチングパーツを使ってディティールアップしたいところですが、素組みでも十分にいけてます。
ただ、パーツが多いのでちょと手こずるかもしれません。

フルハルだと他の艦と並べられませんので、フルハル版を買うと良いかもしれません。