昨年8月に納車になったアテンザワゴンですが、1月に6,000kmを突破しました。
年間12,000kmくらいのペースで走っている計算になります。
最近、OPECがシェールオイル潰しのため石油価格の下落を容認していることもあって、原油が1バレル50ドルを割っている訳ですが、その影響もあって軽油価格も地元では1リッター101円まで下落しています。
このままのペースだと、間違いなく100円を切ることになりそう。
原油価格、半年前は1バレル100ドル台でしたから、あっという間に半値になりましたね。
15年くらい前は20ドルを切っていたので、そう考えると現状でも割高感はありますし、このままの勢いだとさらに下落もありそうな気がします。
アテンザワゴンの記事を少し前に書いたのですが、「アテンザ ワゴン」「アテンザ ディーゼル」等のキーワードで検索して来訪される方が思ったよりもいらっしゃるので、プラモ以外にも車のこととかもちろちろ書いていこうかと思います。
※プラモネタが尽きた場合を考えると更新ネタを広げておかないと…
燃料代が安くなってますます懐に優しくなったアテンザ ディーゼルですが、今のところ平均燃費は16km/リットル以上をキープしています。
タンクの残容量が3/4を切ったあたりで満タンにしていますが、だいたい700kmくらいは走っています。
今までのハイオク満タンで500km行くか行かないか程度だったVOLVO V70と比べると雲泥の差ですね…
トルクフルなエンジンを積んでいることもあって、加速時に踏んでしまうことも多いのですが、それでもこの燃費というのは立派です。
アテンザを購入するときにミッションはマニュアルを選んだのですが、今思い返すとマニュアルにしておいて大正解でした。
納車後すぐはマニュアルの運転は超初心者ということもあって四苦八苦し、オートマのほうがよかったか…とも思いましたが、慣れればマニュアルの方がやっぱり楽しいですね。
特に、5000回転まできっちり回るエンジンなだけに、エンジンの回転域が広く、なおかつディーゼルの太いトルクということもあって加速時はかなり爽快です。
Bセグメントに属するデミオにまでマニュアルを用意しているマツダのこだわりは、素晴らしいと思います。
マニュアルの良いところは、ざっと挙げると
・なんといっても運転が楽しい
・燃費が良い
・アイドリングストップをクラッチペダルで制御できる
・エンジンブレーキが効く
といったあたりでしょうか。
逆に、デメリットといえば
・操作が煩雑
・坂道発進で失敗すると後ろに下がる
・操作に失敗したり油断するとエンストする
・オートマ限定免許では運転できない
・試乗車がほぼ無い
という点になると思います。
半年ほど乗ってみた感想を、上記のメリット・デメリットを含めて簡単にまとめてみたいと思います。
■とにかくトルクがあるので2速発進も楽々、3速でも余裕で発進できてしまう。
希に、ぼけていると3速にいれたまま走り出してしまうことがあるのですが(よくない)、3速でもエンストせずに走り出すくらい、扱いやすいです。
2速発進も余裕ですから、ある程度ラフにギアを扱ってもエンストはなかなかしにくいと思います。
免許を取ってから18年くらいオートマを乗り続け、アテンザが初めてのマニュアル車でしたが、2日くらい特訓すれば問題無く乗れるようになりました。
アテンザが扱いやすかったから、というのがかなり大きな理由だと思います。
■アイドリングストップをコントロールできる
ギアをニュートラルにしてクラッチを離さないとアイドリングストップが効かないので、短い信号待ちなどはエンジンをかけっぱなしにできるのですが、これが結構便利です。
レンタカーでアイドリングストップ搭載車に乗ったことがあるのですが、信号が青に変わりそうなタイミングで停車した場合にもアイドリングストップでエンジンが停止、数秒後にエンジンがかかるなんていうことは多々あります。
車にしてみれば、停止後どれくらいのタイミングでエンジンを再起動するかまでは解りませんからしょうがないのですが、しょっちゅうエンジンの停止→始動を繰り返すのはあまり好きではありません。
その点、アテンザのマニュアルミッションは、クラッチペダルを踏んでいるとエンジンは止まりませんので、長時間の停止時にのみ、アイドリングストップを使うことが可能です。
これは思ったよりも便利です。
また、エンスト時にクラッチを踏み直せばエンジンがかかりますので、誤ってエンストした場合の対応も楽々です。
■ヒルローンチアシストで坂道発進も楽々
坂道で停車したときには、ブレーキ解放後5秒ブレーキを保持してくれますので、その間に半クラッチ→アクセルGo!で坂道発進が可能です。
MT初心者の私にはかなりありがたい装備といえます。
マイナーチェンジしたアテンザですが、マイナーチェンジ後はサイドブレーキが自動になりましたので、自動サイドブレーキを併用すればもっと簡単に坂道発進ができるかもしれません。
…と、そんな感じでマニュアルは楽しいですよ。
トヨタのプリウスをはじめ、燃費に優れる車はいくらでもありますが、アテンザをはじめとするマツダ車には、マツダの掲げるBe a driver.のコンセプトが息づいています。
燃費も良いけど、なによりも走って楽しい。そんなマツダ車には、やっぱりマニュアルが一番しっくりくるなーと思う、今日この頃でした。