Pastime工廠 在籍艦艇 全長比較

まるゆって小さいよな~と考えていたら、どうせなら全部の艦を並べて一覧作ってみようか、と思いつき。 同じ位置から写真を撮って、一覧表を作ってみました。
まるゆ…これじゃ戦力にならんなぁ。
案外ビスマルクがデカいのであります。
長門の41cm砲の砲塔サイズと比べると、どう見ても46cmはあるよなーというくらい、デカい砲塔積んでます。

1/700 軍艦 サイズ比較

2014 陸上自衛隊広報センター

昨年11月に、陸上自衛隊広報センター、通称「りっくんランド」に行って参りました。
いまさらですが、撮ってきた写真をご紹介。

90式戦車

陸上自衛隊広報センター

陸上自衛隊広報センター

館内に入るとどどーんと鎮座しているのが、自衛隊の主力戦車、90式戦車。
お値段は1輌あたり約8億円なり。
120mm滑空砲を搭載、自動装填装置の採用で乗員は装填手が削減された3名となっております。

重厚な外見からも解るように重量級な戦車でして、重量は約50トンもあります。
とはいえ、この世代の戦車ってこれくらい重たいか、60トン近いものが多いんですよね。
よく、50トンもあるので橋が渡れない、なんていう話を聞きますが、実は全国の主要な橋梁のうち65%は通行可能らしいです。
65%も、と取るか、35%も通行不可と取るかは微妙なところか…。
ちなみに、10式戦車では44トンに軽量化され、84%だとか。

10式戦車

陸上自衛隊広報センター

陸上自衛隊広報センター

陸上自衛隊広報センター

陸上自衛隊広報センター

陸上自衛隊広報センター

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日本が誇る最新式の主力戦車が、この10式戦車。
プロトタイプモデルらしいですが、最新鋭の戦車をこんなにどどーんと公開しちゃっております。
一応、10式戦車のところだけ近寄れないようにチェーンがありましたが、チェーン1本だけのセキュリティーで大丈夫なのか…?

主砲は120mm滑空砲を搭載、C4Iシステムによるネットワークが採用されており、高度な作戦が可能です。
展示されているのは試作車で、量産車では車体前部の形状やハッチやミラーといった細かいところなどが変更されているとのこと。
90式と比べると小型・軽量化されただけあって、かなりシャープな印象を受けます。

最新の戦車だけあって、小隊を組んだ状態で8標的を同時補足、同時協調射撃が可能とのこと。
タッチパネルで個々の車両に標的を割り振ったりすることも出来るそうで、ハイテク化が進んでおりますね。
10式戦車といえばスラローム射撃というくらい、スラローム射撃をしている姿が有名ですが、動目標へのスラローム射撃も百発百中だそうで…

背面のパワーパックの排気口付近はスリットになっていますが、これは熱の拡散ということも狙っているのかな?と思われます。

74式戦車

陸上自衛隊広報センター

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個人的に好きなのがこの74式戦車。
複合装甲とかなにそれ的な時代の戦車ですので、単純な防弾鋼による装甲です。
そのため、徹底した避弾経始が考慮されており、平ぺったい特徴的なフォルムとなっております。

油圧式サスペンションにより前後左右に車体を傾けられるのが特徴で、YouTubeでアメリカ兵が興味深く見守っている動画などがUPされています。
うねうね動く動画は見ていて面白いですよ。
このサスペンションの採用により、俯仰角はなんと-12°/+15°という数値を叩き出します。
マイナス12°って凄いですね…
待ち伏せによる稜線射撃を行うには適した戦車といえると思います。

この74式戦車のプロトタイプであるSTB-1がWorld of Tanksで使えるんですよね。
とはいえ、日本ツリーのTier10なので、たどり着くまでがひたすら悲惨ですが。
いつかは使ってみたい車両のひとつです。

96式装輪装甲車

陸上自衛隊広報センター

自衛隊初の装輪装甲兵員輸送車(タイヤを装備した装甲車両)です。
パンクした時どうなるのよ?と思ったら、なんと8つのタイヤすべてがパンクしても走行可能とのこと。
走りながら空気圧を変えたり、全輪駆動に切り替えたりすることが出来る優れもの。
タイヤなのでアスファルトに対するダメージが少なく、震災時やイラクの人道復興支援などでも活躍しています。

展示されているのは試作車に、イラク派遣仕様と同じ日の丸と国名表記をいれたものとのことです。

89式装甲戦闘車

陸上自衛隊広報センター

陸上自衛隊が運用する歩兵戦闘車で、戦闘しながら歩兵を乗せて輸送するための車両です。
このサイズの車両で、乗員3名のほか、兵員7名を乗せることが出来るとのこと。
以前の73式装甲車は重量削減のためアルミ合金製でしたが、89式では圧延防弾鋼板を採用しています。
軍艦でもアルミを使った艦もありますが、アメリカの駆逐艦ベルナップの自己やイギリスの21型フリゲート艦のフォークランド紛争における損失などからアルミニウムの火災時の脆弱性がモロに出ており、アーレイ・バーク級などでは全鋼製になっています。
AFVもやはりアルミによる同様の脆弱性ってあるんでしょうか。
もっとも、火災ももちろんのこと、被弾時の脆弱性っていうデメリットもありそうですね…

87式自走高射機関砲

陸上自衛隊広報センター

ドイツのゲパルト的な感じの、戦車の車体に高射機関砲を備え付けた自走対空砲。
ちなみにお値段15億円越と、90式戦車の倍以上シマス…
しかも、戦闘ヘリや戦闘機のミサイルや誘導爆弾よりも射程が短いため、アウトレンジでやられやすいという欠点もあったり。
RPGなんぞで破壊されたら涙ものですな…
ロシアの2K22 ツングースカみたいにミサイルも積んじゃえばいいのに。
でも、見た目は好きな車両だったりします。

94式水際地雷敷設装置

陸上自衛隊広報センター

ユニークなこの車両、なんと敵の上陸阻止のために水際に地雷原を構築するための車両です。
地雷というか、浅瀬用の機雷を設置するため、水陸両用車両となっております。
というか…これなら海上自衛隊とかに任せちゃえばいいのでは?
名前が装置になっているのも独特だなぁ…。
調達価格は約5億円だそうで、微妙に高いですね…。

中距離多目的誘導弾

陸上自衛隊広報センター

誘導弾はトラックの荷台にのっているやつで、車両は高機動車といいます。
舟艇・対戦車ミサイルシステムで、発射機と照準機がセットになっており、この車両に搭載されているシステムで自己完結します。
ちなみに、この車両をベースに民生用にした、メガクルーザーなる車両がトヨタから発売されておりました。
お値段962~980万円と超高価ですが、競合相手のハマーH1は1800万超ですから、約半額とお買い得。
しかもトヨタでメンテ受けられますしね。

74式自走105mm榴弾砲

陸上自衛隊広報センター

陸上自衛隊広報センター

WoTで怖いのが、自走砲による砲撃。
しめしめ…と敵を狙っていると、突然車両が爆発したりします。
ズームで狙っているときに吹っ飛ぶとかなり心臓に悪いんですよね…
そんなWoTでのステキ兵器である自走砲の自衛隊バージョンがこちら。

隣に展示されている75式自走155mmりゅう弾砲と1年しか違いがありません。
なぜ2種類も…?と思ったら、「直接支援用に105mmを、全般支援用に155mmを」というように使い分けする予定だったらしい。
けど、105mmじゃ威力なくね?ってことでこちらは20両で調達終了となりました…トホホホ。

75式自走155mm榴弾砲

陸上自衛隊広報センター

陸上自衛隊広報センター

こちらが155mm榴弾砲を搭載した車両。
最初からこちらに一本化していれば良かったのに…って、たぶん、発注しないといけない大人の事情とかあったに違いない…。
ちなみに、74式はすでに全車両退役、75式は新型の99式が登場していますが、あまりに99式が高額で調達数が少ないため、まだ現役で頑張っております。
だから、最初から155mm(以下略

AH-1 コブラ

陸上自衛隊広報センター

ベストセラーな攻撃ヘリ、AH-1コブラ。
世界初の攻撃ヘリでもあり、未だに活躍している息の長いモデルでもあります。
もともとベトナム戦争でヘリを武装化させて使っていましたが、重たくなる=遅くなる=カモ葱になる、ということでベル社が輸送ヘリのUH-1を魔改造して作り上げたのが、原型となるモデル209。
UH-1と比べて前面面積が約30%(70%減)というライ○ップも真っ青なダイエットに成功し、良好な機動力と被弾率の低下を実現し、大量発注されて活躍することとなりました。

横幅99cmと、前面面積を最低限にするために採用されたタンデムコクピットですが、前席のほうが視界も広く射撃に適しているため、前席が射手兼副操縦席、1段高い後席が操縦席となっています。

1/700艦船模型の撮影方法

模型の完成度ももちろんですが、出来るだけ写真も綺麗に撮れるように気を付けています。
今回は、模型撮影におけるTipsをご紹介。

使用機材

D90

使用しているのは、ニコンのデジタル一眼レフ、D90。
今となっては比較的古いカメラですが、ISOを低く抑えればノイズも少なく、まだまだ現役で使えます。
それよりなにより、なんといってもうれしいのがボディ内AFモーターとAFカップリングを備えているので、AF NikkorレンズでAFが使えるという点。
価格も手ごろな古いレンズ群が使えるので、幅が広がります。

 

AF Nikkor 60mm

レンズはニコンのNikon Ai AF Micro Nikkor 60mm F2.8Dとシグマのシグマ 18-50mm F2.8 EX DC MACRO HSMをメインに使用しています。
上の写真はNikon Ai AF Macro Nikkor 60mm F2.8D。
古めのレンズですが、1:1でのマクロ撮影が可能な優れたレンズです。
しかも、像がきわめてシャープなのもいいところ。

たとえば、直径0.037mmのあゆゲッターを使った張り線を撮影してみると…

艦船模型 張り線

ちゃんと碍子塗装の部分までくっきり写っています。
素晴らしきマクロ性能。

艦船模型の撮影をするときは、カメラのモードを絞り優先モードに設定し、被写界深度を深く取るため、解放値は大きめにします。
個人的によく使うのは、F9~F11あたりでしょうか。
あまりF値を大きくしすぎるとシャッタースピードが遅くなります。
1/10くらいまでなら気合いと根性で手ぶれはある程度防げますが、これ以上になるとお手上げです。
D90は古いカメラで、ISOを1000以上に上げると一気にノイズが増えますので、ISO感度と絞りを工夫しながら設定を探ります。

 

1/700 利根

こちらは先日作成した利根のクローズアップ写真。
これくらい寄っても綺麗に撮れますので、Nikon Ai AF Micro Nikkor 60mm F2.8D、お勧めです。
シグマの18-50mm F2.8 EX DC MACRO HSMも便利なレンズですが、シャープさに関してはNikon Ai AF Micro Nikkor 60mm F2.8Dのほうがワンランク上です。

 

1/700 タミヤ 阿賀野こちらは記事のアイキャッチ画像用に撮影しなおした阿賀野。
ISO800、1/20のF22で撮影しています。
被写界深度が深いので、かなり広い範囲でピントが合っています。

 

1/700 阿賀野 利根

阿賀野と利根を2隻並べて撮影してみました。
このように複数の艦を並べて撮影するときも便利に使えるレンズです。