Logicool MX Masterを分解してみた。バッテリー交換も可能そうな感じ。

ある日突然ポインターが動かなくなった、MX Master。
クリックとかは反応するので、レーザーセンサーの故障っぽい。
補償を確認したら2年と半年…orz
Logicoolは3年補償のモノもありますが、MX Masterは2年補償。
ということで、早速バラしてみましたよ。

 

裏のソールを剥がし、ネジを取ります。
左側のネジはトルクスですが、マイナスドライバでも取り外し可能です。

 

ネジを取ると、こんな感じでパカッと2つに分解できます。
真ん中のハーネスはコネクタで固定されていますが、レバーを起こせば簡単に外れます。

 

バッテリーはコネクタ式ですので、ケーブルを切断してつなぎ替えれば交換できそう。
バッテリーの容量は3.7V、500mAhでした。
一般的なリチウムイオンバッテリーですので、ガラケー用とかコンデジ用のバッテリーとかが流用できそうですね。
見たところ、バッテリーの上部には少し隙間がありましたので、もう少し厚い、700mAhとかに交換することも可能そうです。

 

マイクロスイッチはOMRON製のD2FC-F-7N。
マウスの故障原因でチャタリングをよく見かけますが、マイクロスイッチを交換すれば良いので修理は簡単です。
スイッチ以外が壊れたマウスからスイッチを外しておくと、後に役立ったりしますよ。

 

凝った作りのホール。
クリック有り無しを制御しているのは、押しボタンではなく、電動モーター。
このモーターのおかげで、回転数に応じて自動的にロックが外れる仕組みを実現しています。

 

メイン基板。
真ん中に実装されているのが、故障したと思われるレーザーセンサー。
左側の3ピンコネクタはバッテリーのもので、上から押し込むタイプ。
上のコネクタは別基板に繋がるコネクタで、センサー上部のコネクタがホイールのモーター制御用。
右側にある2つの黒い部品は、ホイールの回転検出用の光センサーです。

 

裏側のパーツ。
左の透明プラパーツは、3台のPCを切り替えるときの表示用のもの。
レーザーセンサーの周囲には、おそらくノイズ防止と思われるシールドが取り付けられており、アース端子を介して基板に繋がるようになっています。

 

こちらは上部パーツ。
これでもか!と別基板や別パーツが取り付けられており、複雑な構造をしています。
お金掛かってますよね…

というわけで、簡単ですが分解してみたレポートでした。
バッテリーを交換する場合は、適当な容量のバッテリーを買ってきて、オリジナルのバッテリーのケーブルを切断、+と-、あとはT(温度検知)のケーブルを間違えないように繋いで取り付ければ、使えると思います。
昔、MX Revolutionでバッテリー容量UP改造をしたことがありますが、同じように容量UPしても使えそうですね。
バッテリーがへたってきたという方、交換してみるのも良いかもしれません。

※バッテリー交換は下手すると出火したりと危険が伴いますので、個人のリスクで行ってください。
なにかあっても、当サイトでは責任を負いかねますので…

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