日本語レイアウトのMaestro 2Sのキーキャップをどうにかして交換したい

キースイッチをいろいろ交換してみたMaestro 2Sですが、最終的に

  • 極めてスムーズ、メインで使いたいTTC Gold Pink
  • たまにタクタイルで打ちたい時に使うFeker Holy Panda
  • 少し重ための気分なときにZealPC Tealios V2 + 50G Spring

という組み合わせになりました。
仕事で使うキーボードとしては、文章を長時間入力するならTTC Gold Pinkがイチオシです。
37gと絶妙な軽さのキースイッチで、ファクトリールブされていることもあり、動作はとてもスムーズ。
Tealios V2よりも安価で、オススメのスイッチです。

スイッチの比較については、別サイトでまとめていますのでご参考にどうぞ。
Cherry MX 互換軸比較

とうとう4台に増殖した、Maestro 2S。
このレイアウトが好きなので、換えは効かないのであります…。

どうにかして、キーキャップも交換してみたい

キースイッチについては、これ以上いろいろやっていると沼から抜け出せなくなってしまいそうなので、まずはこれで打ち止めにしました。
さて、キースイッチが決まったら次はキーキャップをちょっといじってみたいところ。
といっても、これがなかなか難しいのです…。

なぜかというと、「日本語レイアウトだから」という点に尽きます。
世界中見ても、日本語れいあうとのキーボードのキーキャップを交換する人なんてものすごいマイノリティなので、交換用のキーキャップが売られていないのです。

方法①:Filcoのキーキャップを使う

日本語のキーキャップとしては入手しやすいのは、FilcoのMajestouch用の交換用キーキャップでしょう。
ただし、Maestro 2Sで使うには、1.25uのFnキー、1uのShiftキーなど、Maestro 2S独自のキーサイズがいくつかあるので、完全に交換は出来ません。
また、MajestouchのキーキャップはOEMプロファイルと思われる形状なので、Maestro 2Sのキーと高さが違うので、混在させると違和感があります。
ですので、解決方法にはならなそうです。

方法②:AliExpressで売られている日本語キーキャップを使う

では、AliExpressで売られている日本語キーキャップを使えば良いのでは?という気もしますが、これもNGです。
というのも、AliExpressで売られている日本語キーキャップは、US配列のキー配列に、“クールな日本語を追加した”ものなのです。
どうやら、日本語キーキャップはクール…というか、外国では一定のニーズがあるようで(アニメの影響とかかな?)、日本語の記載があるキーキャップが数多くラインナップされています。

一見、使えそう?!と思いますが、よく見ると左上が「ろ」になっていたり、「む」のキーが1.5uの幅だったり、()が8と9ではなく9と0だったりと、US配列がベースになっているのが解ります。
ですので、そのまま取り付けると一部のキーが無い、あるいは印字とズレているという状態になり、使い勝手がイマイチよくありません。

方法③:遊舎工房とかで探してみる

購入者を募り、最低ロットに達したら製造する日本語キーキャップがあったようですが、現在ではすでに申し込み不可。
たまに販売されている?らしいのですが、入手の難易度としてはかなり高いと思われます。

というわけで、独自仕様のキーが存在するMaestro 2S日本語版のキーキャップの完全交換は、なかなか一筋縄ではいきません。
では、どうすれば良いかというと、「一部のキーを交換する」、これが一番の解決方法な気がします。
Maestro 2Sに使われているキースイッチは1.5mmの肉厚のものですので、キーの打鍵感はカチッとしていて好感が持てます。
ですので、交換用のキーが見つからない日本語レイアウト独自部分はそのまま残し、交換可能なキーだけを交換してみよう、ということです。

Maestro 2SはCherryプロファイル?

一部のキーを流用する場合に重要なのは、キーキャップの形状(プロファイル)を一致させる必要があることです。
自作キーボード用に販売されているキーキャップには、いくつかの種類があります。

※https://www.eloquentclicks.com/guide-xda-sa-cherry-dsa-keycap-profiles-explained/より

上記は、キーを横方向から見た形状となります。
一番上がCherryプロファイル、2番目がOEMプロファイルです。
見た感じですが、Maestro 2SはCherryプロファイル、FilcoはOEMプロファイルと思われます。
Maestro 2S販売元のArchissの説明では、

このような説明がありますが、おそらくR1形状のキーを横から比較したものと思われます。
FilcoはOEMプロファイルと思われますので、同じキーでもこれだけ高さが異なります。
このため、2種類のプロファイルのキーキャップを混ぜて使うとかなり違和感が発生してしまうので、オススメ出来ません。
Maestro 2Sのキーキャップのプロファイルを確かめるため、試しに一部のキーがセットになったCherry Profileのキーキャップを購入してみました。

水色のキーが、Cherryプロファイルのものですが、どうでしょう、ぴったりではないですか。
ということで、Maestro 2SはCherryプロファイルで間違いなさそうです。

AliExpressでCherryプロファイルのキーキャップを探す

プロファイルが解ったので、交換用のものを探してみることにします。
探す条件は、

  • Cherryプロファイル
  • 1.25uの[fn]、1uの[Shift]、テンキーでは1uの[0]があること
  • [半角/全角][無変換][変換][ひらがなカタカナ]キーの代わりになるものがあること
  • 既存キーキャップを生かすので、書体に違和感がないこと
  • 肉厚キーキャップで、打鍵感に違和感がないこと

が条件となります。
なかなかに厳しい条件ですな…。

しかし、さすが圧倒的な商品数を誇るAliExpressだけあって、いくつか良さそうなものを見つけました。

Domikey Vintge Cherry Profile abs doubleshot keycap for mx stem keyboard
https://ja.aliexpress.com/item/1005003617620026.html

探してたのはこれですよ、これ!
日本語レイアウト独自キー部分がない、ファンクションキーと修飾キーをメインにしたMODと、1uの0もあるNUMPAD、MOD PLUSには無変換キーなどにも使えるものもありそうです。
アクセントに使えるALT COLORのキーキャップもファンクションキー、ESCキーがあるなどツボを押さえたラインナップになっています。
このDomikeyのキーキャップ、様々な色のラインナップがありますので、既存キーキャップと組み合わせても楽しめそうです。

しかし、Domikeyの欠点はお値段が高い、ということ。
MOD+MOD PLUS+NUMPADを買うと1万円くらいするのです。
見た感じ、ダブルショットで品質はとても良さそうなので、買ってみたいと思っているのですが、いきなりフルセットを買って形が違ったりするとまずいので、一番安価なALT COLOR(1500円くらい)を手配してみました。
使ってみて良い感じであれば、残りを揃えてみたいと思います。

173 Keys Double Shot GMK Clone DMG Olivia Arctic Striker Bingsu Keycap Cherry Profile ISO Enter
https://www.aliexpress.com/item/1005003728273426.html

もう一つ使えそうなのがこちら。
ダブルショットのキーキャップで、フルセットで5000円しないのはお買い得と言えると思います。
色の組み合わせも豊富で、見ているだけでも楽しいですね。
ISOのEnterキー(2段使う縦長のもの)が2色付属するのも良いところ。
気になるのは、ダブルショットされた文字のフォントのウェイト(太さ)が太めな気がするので、既存のキーと組み合わせた時に違和感がないかな、という点です。
品質的にはDomikeyには劣るように見えますが、実際に買ってみないと解らない点ではあります。

そんなに高くないものなので、一つ試しに買ってみようかと思います。

ということで、届いたら交換後の状態をお伝えしたいと思います。

キースイッチ交換のベース用キーボードとしても優秀な、テンキー有り省スペースキーボード、Maestro 2Sを熱く宣伝してみる

フルサイズキーボードって、便利ですけどデカいです。
特に、ゲーミング用途などで大きめのマウスパッドを置く場合、キーボードがだいぶ左に寄ってしまうと思うのですが、フルサイズキーボードを置くとキーボードがモニターの中心から大きく左に外れ、キーを打つときに体をかなり斜めにしないと…なんてことも。
そういった状況もあってか、最近ではテンキーレスのキーボードが人気のようです。
キーボードのサイズやキー数を基準にして、フルサイズのキーボードを100%とすると、テンキーレスのものは80%くらいのサイズ、キー数なので、テンキーレスキーボードは80%キーボードと呼ばれる場合もあります。

さらに、PrintScreen、ScrollLockのような使用頻度が低いキーのほか、Delete、カーソルキーなどの、Enterキーとテンキーの間に挟まれているキー群のほか、ファンクションキーも思い切ってバッサリ切り取ってしまった、60%キーボードなるレイアウトも存在します。
ここまでくるととことん省スペースになります。

100%、80%、60%のキーボードの比較写真を撮ってみました。

上から、富士通高見沢コンポーネントのFKB-311、ArchissのRETRO TKL、CenturyのBlack Queenとなります。
FKB-311はいわゆるフルキーボードで、これを100%とすると、RETRO TKLがテンキーレスの80%レイアウト、Black Queenがカーソルキーやファンクションキーもバッサリ削った60%レイアウトとなります。

使い勝手は良いが、とにかくかさばる100%レイアウトキーボード

すべてのキーが備わっており、使い勝手としては一番良いのが100%キーボード。
特に数字入力が多い人にとって、テンキーがあるのはとても便利です。
80%キーボードにテンキーを別途付ければ良いのでは?と思うかもしれませんが、毎回テンキー使いたい時にテンキーをいちいち取り付けたり外すのも面倒ですし、「あ、テンキー使いたいな」と思った瞬間にテンキーがあることが重要なので、そうなるとキーボード側にテンキーがあることが必須になってきます。(横着とも言う)

高速に数値入力ができるテンキーを備えている便利なフルキーボードですが、写真で見ても解るように、とてもデカいです。
このため、使い勝手の良い位置にマウスパッドを置くとキーボードが左に寄ってしまい、かなり無理な体勢でキー入力を強いられる…なんてことも。
ゲーミング用途を考えると、これはかなり厳しい状況かと思います。

サイズ感、使い勝手のバランスが良い80%キーボード

100%キーボードだと大きすぎる…というときに便利なのが、テンキーレスの80%キーボード。
テンキーはありませんが、カーソルキーなどは残っていますし、数字入力はキーボード上部の1~0キーでも行えますので、数字入力が多い経理のような使い方をしない限りは、そこまで不便を感じないキーボードでもあります。
大きなマウスパッドを使うゲーミング用途としても相性が良く、テンキーレスのゲーミングキーボードは数多くラインナップされていますので、選択肢に困ることはないと思います。

デメリットはやはりテンキーがないことで、ああ、テンキーが欲しい…と思うことも結構あったりします。
私の場合、仕事上伝票や見積・請求書など数字を入れることも結構あるので、やはりテンキーは欲しいのです…。

極限までのミニマル感。玄人好みする60%キーボード

さらにコンパクトなのが、60%レイアウトのキーボードです。
入力に最低限必要なものを残したキーボードなので、とことんコンパクトです。
60%キーボードを使っている方って、個人的な主観バリバリですが、かなりキーボードにこだわりがあって、PG/SEやライターの方が多いような印象があります…。
上の写真でも、上段のFKB-311と、下段のBlack Queenではかなりサイズが違うのが見て解ると思います。

ミニマル感たっぷり、卓上もスッキリで見た目もオシャレな60%キーボードですが、使い勝手は良いとは言えません。
慣れれば問題無いと思うのですが、特に日本語レイアウトだと、半角/全角キーとESCキーが共有だったりと、Fnキーを押しながらでないと使えないキーが多数あります。
さらに、Black Queenは変換、無変換キーまでFnを押しながら操作する必要があるので、日本語入力が結構面倒だったり…。

80%キーボードとほぼ同一の幅でテンキー有りの秀逸レイアウト、Maestro 2S

80%キーボードの幅が良いのにテンキーも欲しい…という欲張りな人の為に存在するのが、ArchissのMaestro 2S。
省スペース化を達成するために一部独自レイアウトになっていますが、無理ない配置になっており、100%キーボードから移行しても違和感が無いのは素晴らしいです。
どれくらい省スペースなのかは、下の写真をご覧ください。

上がArchissのMaestro 2S、下は80%キーボードのArchiss RETRO TKL。
チルトしている関係でRETRO TKLが大きく見えますが、サイズはキー1列分しか変わらないサイズでMaestro 2Sのコンパクトさが光ります。

手前から見てみると、Maestro 2SがEnter、+キーなどのテンキーの一番右側の1列分のみ、RETRO TKLより大きいのが解ります。
テンキーを左に寄せたことで、カーソルキーのほか、いくつかのキーが犠牲になっていますが、以下のように処理されています。

  • PrintScreen → [Fn]+[I]
  • Scroll Lock → [Fn]+[O]
  • Pause → [Fn]+[P]
  • Insert → 独立したキーを用意
  • Delete → 独立したキーを用意
  • Home → [Fn]+[PageUp]
  • End → [Fn]+[PageDown]
  • PageUp → 独立したキーを用意
  • PageDown → 独立したキーを用意

よく使うであろう、Deleteが独立キーとして残っているのはありがたいです。
PrintScreenが少し不便ですが、最近ではWindowsキーを使ったショートカットの方をよく使いますので、これもそこまで不便は感じません。
EndキーがFnキー併用であることが少々面倒、といったところでしょうか。

そして、カーソルキーが絶妙な位置にずらされて納まっているのが素晴らしいです。
テンキー有りで幅は80%キーボードとほぼ同一、なんて素晴らしいレイアウトなんでしょう…。
ということで、個人的には理想的なレイアウトなのが、このMaestro 2Sなのです。
思わず3台も買ってしまいましたのことよ…(用途は後述)

Cherry MXの軸が選べるラインナップ

そんな素敵レイアウトのMaestro 2Sですが、さらに嬉しいのはCherry MXの各種軸がラインナップされている、ということ。

  • CHERRY MX 黒軸:AS-KBM02/LGBA(4582353584933)
  • CHERRY MX 茶軸:AS-KBM02/TGBA(4582353584957)
  • CHERRY MX 青軸:AS-KBM02/CGBA(4582353584940)
  • CHERRY MX 赤軸:AS-KBM02/LRGBA(4582353584964)
  • CHERRY MX 静音赤軸:AS-KBM02/SRGBA (4582353584988)
  • CHERRY MX スピードシルバー軸:AS-KBM02/LSGBA (4582353584971)
  • CHERRY MX クリア軸:AS-KBM02/TCGBA (4582353584995)

となっており、主要なCherry MXスイッチはすべて網羅しているラインナップとなっています。
秋葉原では店頭に各種キーのテスト用キーボードが置いてあることも多いので、試して好きなものが買えるのは良いと思います。

キースイッチ交換用の素体としてもすこぶる優秀なMaestro 2S

ここからはマニアックな使い方になってきますが…Maestro 2Sですが、作りが良いのでキースイッチを交換して使うのもオススメです。
Cherry MXキースイッチ、性能にはまったくもって不満はないのですが、キータッチのフィーリングなどは、Cherry MXよりも遙かに優秀なキーがたくさんあります。
こういったキーに交換することで、さらにMaestro 2Sを気持ちよく使うことが出来るようになります。
Cherry MXって、キー単体で見るとあまり魅力無いんですよね…

TTCのGold Pink軸に換装中のMaestro 2S。
写真でも解ると思うのですが、プレートマウント用の鉄板がとても分厚いのです。
これはとても重要で、プレートマウントでキーをセットする場合、打鍵の衝撃はプレートとPCB側に分散して伝わることになりますが、プレートがしっかりしているとキーが押され、ステムが下ハウジングに叩き付けられる際に、無駄な振動やたわみもなく、ピタッと気持ちよく止まってくれます。
さらに、プレートにキースイッチを取り付け、キースイッチをPCBにはんだ付けすると、プレートとPCBが一体化してズレがまったく生じません。
この結果、ガタつきもなく、キーを叩いたときの打鍵音も、安価なキーボードのカスっぽい音と違い、しっかりとした硬質な音がします。
CenturyのBlack QueenはかなりペラペラなプレートとPCB、ケースも薄いプラスチックなので、同じキースイッチを使っても、とても安っぽい音がします。
その点、Maestro 2Sは気持ちのよい打鍵感と心地よい打鍵音が響きます。

というわけで、キーを交換する素体としても、とても素晴らしいキーボードだと思います。
出来ればスイッチレスというか、DIY前提のMaestro 2Sとか売ってくれると嬉しいのですが…(無理)

長く綺麗に使うために、木目シートを貼って養生してみる

毎日愛用しているMaestro 2Sですが、私の使い方だと、スペースキーの手前に親指を置くことが多いためか、ケースの特定の部分だけ擦れて光沢が出てきてしまうことがあります。
キートップの消耗はしょうがないのですが、梨地のつや消し処理されたケースが一部だけテカテカ、というのも格好悪いのです。
そのため、消耗対策としてキーボード手前部分に3Mのダイノックシートを貼り付けて消耗を防ぐことにしました。

3Mのダイノックシートはラッピングフィルムの一種ですが、3Mのものは熱を加えると伸びが良く、少し薄手なのでこういった用途ではとても便利です。
さらに、印刷の質も良いので見た目もとても良いです。
安価なフィルムは印刷も微妙だったりしますので…。遠目で見る壁と違い、キーボードは手元にあるものなので、印刷の善し悪しはかなり目立ちます。

3台のMaestro 2Sですが、3モデルすべて違う木目シートを貼り付けています。
というのも、それぞれキースイッチが異なり、上からFEKER HolyPanda、ZealPC Tealious V2、TTC PinkGoldの軸を取り付けているので、木目の違いですぐに見分けられるようにしています。

この文章は、TTC PinkGoldで入力しているのですが、これ、Cherry MXを100点とすると、500点以上の点数を付けたくなる、すこぶる快適なキースイッチです。
いやぁ、良いキーってのは気持ちいいですね…。
モデル数限定とかでもよいので、Holy Panda軸とかTealious V2軸とか搭載したモデル売ったら人気出るんじゃないかなぁ…。
ほんと、今までのキーボードがまったく別物になるので、キースイッチ交換、オススメです。

キースイッチを交換しても、ベースとなるキーボードがショボいとキースイッチの良さが生かせません。(Black Queenがその典型例…)
その点、Maestro 2Sは作りもしっかりしているので、交換用としても最適です。
Cherry MX軸でとりあえず使ってみて、不満があれば(保証が切れてから)他の軸に乗り換える、といった使い方も良いかと思います。

唯一の欠点、DeleteとNumLockが近い

超オススメなMaestro 2Sですが、唯一の欠点がDeleteキーがテンキーの上にあり、かつすぐ下にNumLockがあるので、たまに間違ってNumLockを押して解除してしまうという点。
まあ、これは欠点と言うよりも私の使い方が原因なのですが…。

といっても、これにも対策方法はあります。
NumLockキーはほぼ使わないので引っこ抜いてしまう、キーキャップを外してしまうという力業もありますが、スマートでは有りません…。
個人的には、1秒以上押し続けると機能するようにできると最高なのですが、これを実現するにはハードウェア側でどうにかするしかなく、そう簡単には無理です。

そこで、一番現実的かつスマートなのが、NumLockキーを重たくしてしまう方法。
試しに、60gの黒軸にしてみましたが、軽い軸ではそこそこ有効ですが、Holy Pandaなどはそれよりも重たいので意味がありません。
それ以上重たいキースイッチもあまり見かけませんので、AliExpressからボトム圧150g(!)のスプリングを購入したので、届き次第組み替えて重たいキーにして取り付けてみようと思っています。

独自プロファイルのキー形状、キーキャップの交換は難しいか

一般的なキーキャップよりも、高さが抑えられたキーキャップ形状になります。

キーキャップのプロファイルはCherry、OEM、XDA…というようにいろいろあります。


※MIX profile “Big Bang” Ortholinear Keycap Set available on KBDfans NOW – deskthority より

一般的な、というのがOEMプロファイルだとすると、CherryプロファイルのキーならMaestro  2Sと一致するような気もします。
ただし、実際に比べてみないと解らないのですが…。

また、OADGの日本語レイアウトの場合、そもそもキーキャップの交換が難しい、という問題があります。
Enterキーや一部キーは英語レイアウトのキーキャップでも、日本語キーボードで使えるものがセットされているものもありますが、問題はASD…の行に[+]や[*]のキーがあるのは日本語レイアウト独自であり、英語レイアウトではこのキーが存在しないのです。
そのため、すべてのキーキャップが存在しないので、実質キーキャップ交換は難しい…という状況になってしまいます。
その点英語レイアウトの方が自由度が高いのですが…日本語レイアウト独自の問題なのでしょうがないですね。
スペースキーも3.75u程度の幅となっており、独自レイアウトのためここも交換が難しいキーとなります。

コストコのものより強力? 吸引力80Kpaの真空パック機 JP290を買ってみたレビュー

コストコで販売されている真空パック機(というか脱気シーラー)、FOODSAVER FM3943。
ベーコンを作るときに便利そうと思っていつか買いたいと思っていたのですが、Amazonで販売されている様々なモデルと比較すると、いろいろ一長一短な感じ。
いろいろ調べた結果、Amazonで良さそうと思ったJP290を買ってみましたので、簡単にレビューしてみたいと思います。

JP290 vs FM3943

ざっと比較すると、こんな感じです。

JP290の方が優れている点

  • 業務用の廉価な真空袋が利用可能(クリロン化成 彊美人 XS-2030 100枚、20cm×30cmサイズが1,100円、1枚11円)
  • 吸引力80Kpa
  • 汁物対応

FM3943の方が優れている点

  • 真空袋がロール状になっているので、好きな長さにカットして使える

詳しく見ていきたいと思います。

利用可能な袋について

JP290では、市販の業務用の真空袋が使用可能です。
20cm×30cmの大きめな袋でも、1枚11円とそれほど高くありません。
クリロン化成 彊美人は強度もしっかりしており、クリアーで見た目も綺麗でオススメです。

FM3943は本体内に真空袋のロールをセットできる点はメリットですが、筒状になったものがロールになっているので、袋として使う際、筒状の片方を圧着、内蔵カッターでカット、中に食品を入れ脱気、再度圧着と行程が増えるのが面倒なところ。
また、コストコに行かないとロールが買いづらいというのもデメリットになりそうです。



吸引力

JP290では80Kpaと公表されており、家庭用の脱気シーラーとしてはかなり強力な部類かと思います。
FM3943は公開されていないので比較できませんでした。

汁物対応

JP290は、脱気する際にノズルが本体から自動的に出てきて、ノズルを挟み込むように袋をセット、脱気を行います。
この際、汁気が多い食品の場合は、汁気ごと吸い取ってしまうことになりますが、吸い込んだ水分は集水パックに自動的に溜まるようになっています。
少しコツは必要ですが、水も真空パックすることもできます。

FM3943は構造的に吸い込んだ水分がどうなるのか、気になるところです…。
とくに、ベーコンなどを作ると、どうしても肉汁を吸い込むことが多いため、汁気対応でないとどえらいことになりそうです。

真空パック機JP290の使い方

使い方は至って簡単で、

  1. 本体左右のボタンを押してロック解除
  2. ノズル出/入ボタンを押してノズルを出す
  3. 脱気時間をセット(20秒程度あれば大丈夫だと思います)
  4. 袋に食品などを入れ、袋の口にノズルを挟んだ状態で本体のレバーをセット
  5. 開始ボタンを押して脱気開始。終了すると自動的にシールされて完了

という流れになります。

JP290の脱気用ノズル。
このノズルから、80Kpaの力でどんどん空気を吸い出します。
脱気が終わるとノズルが自動的に格納され、ヒーターに熱が入り、シールされて完了となります。

袋が透明なのでわかりづらいですが、こんな感じでノズルに袋をセットします。
注意点としては、シールされる部分に食品が付かないようにする(圧着不良の原因)、空気の抜け道ができるように、しわなどを作っておく、ということです。
しわを作る際、圧着される部分にしわがあると圧着不良になりますので、袋をロックした後に、袋の表裏を少しずらすような感じで隙間を作るのが良いです。

こんな感じでしわを作ってあげると、食材のほうに溜まっている空気の抜け道ができるので、効率よく脱気が可能です。
しわがないと、袋の上の部分だけ脱気してしまい、食材のまわりには空気が残ったままとなってしまいます。
ただ、そうなったとしても、シールされた部分をカットして、再度脱気→シールすれば袋の再利用が可能です。

お好み焼きを脱気シールしてみました。
綺麗に空気が抜けて、真空パックされているのがわかると思います。

真空パックの便利さ

使って便利!と思ったのはいくつかありますが、何よりも、湯煎できるのがとても便利です。
カレーやシチューなどの、汁気が多いものでも気軽に真空パックできますので、1人分ずつ小分けにしておいて、食べる際に湯煎で温めて、袋の封を切ってお皿に移すだけで、簡単に調理可能です。
また、余分な空気がないのでコンパクトですので、冷凍庫内の整理もしやすいです。

使ったあとのメンテナンス

使った後のメンテナンスは、少々面倒です。
とくに、汁気の多い食品を脱気したあとは、ノズルの清掃は必須です。
ノズルが詰まっている場合は、付属の金属製のへらで汚れを掻き出した後、ノズルにホースをセットして、ぬるま湯を脱気モードで吸い込みます。
吸い込んだぬるま湯はノズル内を掃除し、集水パックに溜まりますので、最後に集水パックを洗って作業完了です。


集水パックは2種類付属

45mlと170mlの、2サイズの集水パックが付属します。
45mlは本体に装着した際に飛び出ないちょうど良いサイズですが、汁物をパックするとすぐにいっぱいになってしまいます。
大容量の170ml集水パックを取り付けっぱなしにすることが多いので、大容量のものはあった方がいいと思います。