13.3インチ、フルHD。仕事に使うのにちょうど良いサブモニター、cocopar YC-133Rのレビュー。

先日購入したdg-125mxですが、

  • 電圧が足りないのか、不安定。付属の5V 3AのACアダプタでもスリープ復帰時に認識しない…
  • ギラツブが思ったよりもひどく、ちょっと使いづらい
  • 2560×1440ドットはやはりdpiが小さく見づらい

ということで返品しました。
やはり、13.3インチ程度の液晶は、フルHDがちょうど良い解像度だと思います。
改めて13.3インチのフルHD液晶ということで購入したのが、CocoparのYC-133Rとなります。



YC-133Rを選んだ理由

YC-133Rに決めたのは、以下の点です。

  • 13.3インチ、フルHDというちょうど良い解像度
  • 自立スタンドで角度を自由に変えられる
  • 接続端子がスタンド側にある
  • Mini HDMI端子がある
  • ベゼル幅が狭い、安っぽくないデザイン

■13.3インチ、フルHDというちょうど良い解像度

13.3インチ液晶でスケーリング100%で使おうとすると、フルHDがちょうど良い解像度だと思います。
Windowsのスケーリングはあまり賢くないので、スケーリングは常に100%で使っていますが、2K(2560×1440)だと文字が小さすぎて読みづらいです。
その点、フルHD解像度の方がおすすめです。

■自立スタンドで角度を自由に変えられる

カバーがスタンド代わりになるモニターが多いですが、この方式だとモニターの角度の微調整が出来ません。
その点、このモニターは液晶制御基板がスタンド部分にあるデザインで、モニターの角度を自由に調整できるのでとても便利です。

■接続端子がスタンド側にある

これ、地味に便利です。
モニター側にあると、どうしても端子が手前に来て目立つ、設置する際に幅が必要といったデメリットがありますが、スタンド側にあるので目立たないですし、モニター画面の左右に飛び出すものがありません。
ノートPCの液晶画面のすぐ横にモニターを並べて使うときに、間隔を開けずに置けるのはとても便利です。

先日、外出する機会があったのでYC-133Rを持って出かけてみました。
端子がスタンド側にあるので、このようにノートPCとぴったりモニターを付けて設置することができます。

■Mini HDMI端子がある

大手メーカーのものはUSB-Cのみのものばかりですが、このモニターはHDMI入力があるので、ゲーム機器なども接続出来ます。
私の場合は、デスクトップPCに接続するため、HDMIは必須でしたのでありがたいです。
ただ、HDMIの場合は給電用にUSB-Cを別途接続する必要があります。

■ベゼル幅が狭い、安っぽくないデザイン

4mm(外側のケースを含めると5mm)と狭いフレームなので、スタイリッシュですし、設置場所にも困りません。
ケースもアルミ製で、表面は樹脂パネルを貼り付けた作りですが、樹脂パネルも細かいシボというか凹凸加工があり、安っぽさはありません。
また、メーカーロゴが無いのも良いところ。
イマイチかっこよくないロゴがどーん、とプリントされているモニターもありますが、どうも微妙というか…。
その点、Cocoparは潔く、ロゴ無しなので好印象です。

使ってみて解った点とか

外見、スペックなどの事前情報ではなく、実際に使ってみて感じたメリットは以下となります。

■ギラツブが少なく、見やすいパネル

これが一番気に入っている点でしょうか。
Amazonで売られているモバイルモニターって、実物を確認することが難しいため、買ってみないと解らない点が多いです。
今まで複数台モバイルモニターを購入していますが、その中でもダントツにギラツブが少なく目が疲れず、見やすいパネルを採用しています。
仕事で使うので、ギラツブがあると目が疲れるため、見やすいというのはとても大きなメリットです。

メインで使用しているモニターが、見やすさに定評があるEIZOのFlexScan EV3895なので、どうしても比べられるモニターは不利だと思いますが、YC-133RはEV3895と比べてもかなり健闘していると思います。
淡いグレーの部分も虹色に光ることもなく、しっとりとしたグレー一色。
これ、かなり見やすいパネルだと思います。

ただ、中華製モニターって、いつの間にか採用パネル変わっていたりするので、要注意です…。

■HDRについてはあまり実用的ではないか?

Windows11環境で、HDRをONにしてみましたが、色味が正常ではないように見受けられます。
HDRをONにすると手動での輝度調整などができませんので、OFFにして使った方が良いように思います。

■スピーカー機能はオマケ、音が出れば良いといった感じ

スピーカーについては期待しない方が良いです。
薄型ケースに内蔵されているものですし、とりあえず音が出れば、といったところ。
幸い、3.5mmヘッドフォンジャックがついているので、ダイソーとかのスピーカーでも繋いだほうが圧倒的に良い音が鳴ります。

2万円弱で買えるモニターとしては、十分な性能と使い勝手

任天堂のswitch用に買われる方も多いようですが、PC用のサブモニターとしても、とてもおすすめ。
13.3インチと小さいの置き場所に困りませんし、今では小さく感じるフルHDの解像度であっても、モニターが1台増えると作業効率はかなり上がります。
そして、何よりも見やすく目が疲れないパネル。
常時1000~2000円ほどディスカウントされていて、18,000円ほどで購入できます。
この価格帯で買えるモバイルモニターとしては、かなり品質良いほうではないでしょうか。

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