モニターアームといえばエルゴトロン。アルミとブラックのツートンカラー、洗練された機能美といった、まさに王道のモニターアームです。
でも、高いんですよね…。
そんな高嶺の花だったエルゴトロンのモニターアームですが、Amazonベーシックモデルとしてエルゴトロン LXモニターアームがOEM提供されており、こちらだとセールのタイミングに合わせると1万円を切るお値段で購入できます。
エルゴトロンLXは11.3kgまでのモニターに対応しています。
スタンドを除く重量が11.3kgですから、一般的なモニターであれば十分ではないでしょうか。
私はEIZOのEV3895を取り付けて使っていますが、ディスプレイ部分の重量が9.5kgあるモニターでも問題なく取り付けられました。
ただ、重量級のモニターを取り付ける際の注意点は、机が揺れるとモニターも揺れやすい、という点。
大型モニターを取り付ける場合は、耐荷重ギリギリではなく、余裕のあるモニターアームを選んだ方が、安定性という点では優れていると思います。
Amazonベーシック モニターアーム。見た目もまんまエルゴトロンLXです。
ただし、色がブラックで統一されていることと、台座にAmazon Basicと書かれたプレートが填められているところが違いです。
台座のAmazon Basicロゴ、ダサいですよね…。
こちらはエルゴトロンLX。ブラックとアルミのツートン、やっぱりかっこいいです。
とはいえ、大型モニターを取り付けるとほぼ見えない部分なので、だったら安いAmazonベーシックでいいか、となります。
台座にあるAmazon Basicのロゴ部分ですが、上からカーボン柄のラッピングフィルムを貼って隠してしまいました。
この方が見た目は良いですね…。
以前は、サンコーの3軸モニターアームを使っていましたが、今回エルゴトロンLXに乗り換えて気づいた点があります。
それは、モニターまでの距離を大きく取れる、という点。
かなり極端な図ですが、エルゴトロンLXは、モニターアームのポールが台座の後ろギリギリに位置していることと、アームを後ろにせり出すとモニターをかなり奥まで移動することができます。
その分、机の上を有効活用できますし、モニターまでの距離が離れるので目が疲れにくくなります。
また、エルゴトロンをはじめとする高級モニターアームの特徴は、モニター部分の移動がとてもスムーズというメリットがあります。
実際使っていてモニターを移動することはあまりないのですが、便利なのがケーブルを接続する際に、気軽に前に引き出せるということ。
これはかなりのメリットで、サンコーのモニターアームもモニターの移動はできますがクランプを緩めるとモニターが下にずり落ちるので、あまりやりたくない作業でした。
このあたりは、やはり高級モニターアームだけあります。
モニターの重量に応じて、矢印部分のネジを締めることでアームの堅さを変えられます。
すぐに沈み込んでしまう場合は、ネジを締め付ければアームの反発力が上がりますので、モニターが沈まないようになります。
逆に、軽いモニターで浮いてしまう場合は、ネジを緩めると反発力が下がるので、ちょうど良い位置でモニターを動かせるようになります。
この辺も考えられてますね。
ちょっと値の張るモニターアームですが、モニターアームを使ったときの机の上の広さは、一度使ってしまうと便利でやめられません。
ぜひ、使ってみてはいかがでしょうか。