プラモを作る上で必ず必要なのが、接着剤。
最近のガンプラとかはとかは接着剤なしで組み立てられますが(凄い!)、ウォーターラインシリーズを作る際には必須となります。
接着剤といってもいろいろありますが、私がよく使うのはプラモ用の接着剤と、瞬間接着剤。
といっても、種類もいろいろありますので、オススメの接着剤をご紹介。
■流し込みタイプ接着剤
一度使ってしまうと、元に戻れないのがこのこの接着剤。
粘度がまったくなく、さらさらなので毛細管現象で細かいところまで接着剤が行き届きます。
通常タイプのものも持っていますが、流し込みタイプ接着剤を使ってしまうとまったく出番無し。
オススメはタミヤセメント 流し込みタイプ。
においが気になるかたは柑橘系植物の成分で作られたリモネンセメント 流し込みタイプもあります。
船体パーツの取り付けだけではなく、リノリウム押さえの固定にもつかえます。
ただし、プラスチックを溶かして接着するため、金属だと接着力が激減しますので注意してください。
リノリウム押さえを接着してみたのがこちら。
極細銅線の芯線をばらし、直線に伸ばしたものを流し込みセメントで固定しています。
■瞬間接着剤
エッチングパーツや張り線の処理で必要なのが、瞬間接着剤。
個人的にオススメなのが、スティックタイプのもの。
スティックの先でてすりなどの細かいパーツの隙間に流し込めますので、とても便利。
あとはブラシタイプのものと、ゼリー状瞬間ですね。
硬化剤は吹き付けてしまうと、近くに別のパーツを接着しようとする際に接着前に硬化してしまうため、あまり使いません。
どうしても使う時は、筆の先に少しだけ硬化剤をスプレーし、近くに筆をかざして気化した硬化剤で反応させるようにしています。
瞬間接着剤を使う際に必須なのが、アセトン。
間違って瞬間接着剤でエッチングパーツの穴が埋まった!とか、位置がずれて外したエッチングパーツに付着した瞬間接着剤を剥がすのに使います。
専用のリムーバーもありますが、効果が薄いので、オススメはアセトンです。
ネイルのリムーバー剤としても売られていますので、入手は比較的簡単かと思います。
揮発性が高いので、使う時はスポイトで少量ずつ小皿に移すのがオススメ。
アセトンの中にエッチングパーツを入れ、しばらく放置してから筆の先で擦ると簡単に接着剤を除去できます。
ただし!プラスチックを溶かすので、プラパーツへの使用は厳禁です。
■ニッパー
パーツを切り出すときに必須なのが、ニッパー。
プラスチックパーツ専用のニッパーが1つあると便利です。
真鍮線でマストを自作するようになったら、金属用のニッパーを別途揃えるといいでしょう。
ニッパーでお勧めは、定番のタミヤの薄刃ニッパー。迷ったときはこれを買っておけば、まず問題はありません。