内火艇の製作

今日はちまちまと内火艇の製作を進めていました。

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手前がエッチングパーツを取り付ける為に構造物を削り取ったもの、真ん中がキット付属の状態、奥がエッチングパーツでディティールアップした内火艇です。
エッチングパーツに置き換えたほか、エンジンルームの突起を再現するために0.5mm厚のプラ板を追加し、ポラード的なものを伸ばしランナーで貼り付けています。
左のネジはPCで使うインチねじ。
サイズを比べるとどれくらい小さいのか解るかと思います。

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純正ではないエッチングパーツを使う場合、組み立て方がかなり複雑になります。
特に、高雄型は艦橋周りがかなり複雑なため、きちんと順序を考えて組み立てないとパーツが収まりません。
組立説明書を完全に無視した順序で組み立てているため、良く見ないとパーツの付け忘れが発生します。
ペンで囲んでいるのが、付け忘れているパーツ。
J25はエッチングパーツに置き換えますが、D52は取り付けないとですね。

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フライホークのエッチングパーツセットで難易度激上がりの高雄ですが、もともとのフジミのキット自体結構難易度高めです。
最後の方のページなのですが、構造をきちんと理解していないと、どこに何を取り付けるのかサッパリ解らない感じです。
アッサリ組みたい方はアオシマとかのほうがお勧めかも。
あと、高角砲の射界制限用のバーはこの寸法だとプラパーツ付けないほうがいいような気がします。
時々、ディティールを細かくしすぎた反面、省略したほうが良かったんじゃ?というパーツがあるのもフジミのキットの特徴です。

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切り出した細かいパーツやエッチングパーツを塗装する際に便利なのが、割り箸と両面テープ。
両面テープを貼った割り箸の上にパーツを固定して塗装します。
この際問題なのが、両面テープの強度と剥がれやすさ。
あまりに粘着力が弱いと塗装していてパーツが飛びますし、強すぎるとエッチングパーツを取り外す際に変形します。

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個人的に一番お勧め…というか、これがないと作業出来ないのが、ニットーのNo.5000NSという両面テープ。
このテープ、強度が絶妙で上の写真のように接着面が少ないエッチングパーツを貼り付けてもきちんと保持できるので、エアブラシで塗装する際にきわめて便利。
しかも剥がしてものりが残らないのでパーツが綺麗に取れる上に、割り箸から剥がすときも途中でテープが切れることなく、綺麗に剥がせます。

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たとえば、このようなラッタルの塗装でも、ちゃんとくっついたままになるんですよ。
いやー、素晴らしい!
細かいパーツの塗装に困っている方、めっちゃお勧めですよ。

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