高角砲の砲身を真鍮パイプに交換してみる

先日作った利根ですが、12.7cm連装高角砲の砲身を真鍮パイプに置き換えてみました。
1/700の縮尺で12.7cmといえば、0.18mmに相当しますが、残念ながらそんなに細いパイプはある訳がなく…私が購入したのは外径0.6mm、内径0.2mmというそこそこ太いものになります。
外径0.4mm、内径0.2mmのパイプも売っているらしいのですが、通販で買うには送料が高いし、かといって身近なところでは売っていなかったので、今回の利根は上記の太さのものを使うことにします。

 

真鍮パイプ

真鍮パイプはニッパーで切るとつぶれてしまうので、クラフトナイフでゴリゴリと回転させて断ち切ります。
中にピアノ線またはステンレス線を入れて切断すれば管がつぶれることはありませんが、線を入れずにそのままゴリゴリ切断しても、力を入れすぎなければつぶれることはありません。
ただ、切断面の穴が埋まりますので、ピンバイスで開口する必要があります。

パイプの内径が0.2mmだとさすがに肉厚すぎるので、0.4mmのピンバイスで穴を広げてみました。
実際の倍近い、280mmという太さになってしまいますが、まあ、しょうがない…


砲身の接着・塗装

切断した砲身を、高角砲の基部に取り付けます。
同じ間隔ですべてを取り付けるには、目分量だとズレが生じますので、間にプラ板を挟んでピンセットでつまむと良い感じです。
マスキングテープの上に砲身を並べ、間に0.2mmのプラ板を挟みます。
両端からピンセットでつまんで砲身を揃えてから持ち上げ、ゼリー状瞬間接着剤を付けて基部に固定します。
マスキングテープの上で作業することで、ピンセットでもつまみやすくなるのでお勧めです。

 

高角砲の取り付け

高角砲を取り付けて完成。
接着剤がまだ固まっていないので、砲身が下がらないようマスキングテープで押さえています。
真鍮パイプに変えるとかなり雰囲気変わりますし、お勧めです。

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