フジミ 1/700 高雄と愛宕の違いについて簡単に比較してみる

2011年2月に発売になった、フジミの高雄ですが、姉妹艦の愛宕は2013年6月に発売と、かなりの間が空いています。
同型艦をリリースする場合、金型をある程度共通化させてコストダウンするのはよくある方法ですが、なぜにこれだけの時間が経っているかというと…キットを見ると解りますが、これ、まったくの別物だったりします。
ぱっと見、同じパーツが全くありません。ライナーのナンバリングとレイアウトも全く別物、パーツの分割ラインも別ですから、完全に別設計で金型を作り直していると思われます。

 

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パッケージはどちらも似た感じで、それほどの差はありませんが…

 

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船体はこんな感じ。
大きさが違って見えるのは、下の高雄の方が手前に置いてあるからです。
かなり愛宕のほうは反っちゃってますね…修正せねば。

高雄では、バルジや上甲板の魚雷発射管が設置してあるところも一体成形されていますが、愛宕では別パーツとなっています。
モールドの細かさは同じくらいかな?という感じ。
アンカーレセスまわりの処理も高雄と愛宕で異なっています。

 

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ブリッジまわり、上が愛宕、下が高雄です。
分割ラインも異なりますし、モールド自体もかなり違っているのが解ります。
それにしても、スライド金型成型(通常は上下サンドイッチした金型に流し込むが、スライド金型成形は上下左右から金型を押し当てて作る)を使用しているため、一発成形でここまでリアルに再現されています。

作るのが楽しみですなぁ。
ただ、愛宕と高雄を同時に作ると、確実に訳が分からなくなりそうです。
ちなみに、フライホークのコンプリートセットを買ってしまった高雄を先に作る予定。

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