熱いPCを効果的に冷却!理にかなったお勧めのノートPCクーラー

メインで使っている第7世代のLenovo X1 Carbonが突然死しました。
症状としては、急にハードウェアフリーズするように。
青画面も出ませんし、CPUのパフォーマンスを下げるとフリーズまでの時間が長くなるので、予想としては熱暴走しているように思われます。
そういえば、前まで爆音で回っていたファンが、最近はCPUの負荷が上がってもゆるゆるにしか回っていませんでしたね…
今日から修理なので、その間の代替機として第3世代のX1 Carbonを引っ張りだして来ました。

夏場になると問題なのが、ノートPCの発熱問題。
薄型のノートPCの場合、ヒートパイプと放熱フィンを使った薄型のクーラーが内蔵されていますが、デスクトップPCと比べると非常に小さく、発熱の効率は悪いです。
このため、キーボード付近が熱くなるノートPCも多く、対策として、様々なノートPCクーラーも発売されています。
そういえば10円玉を乗せるというハックもあるみたいですが、動いて気になる上に、気休め程度しか効果ないんじゃないかなぁ…。

ノートPCクーラーというと、こういう製品が真っ先に思いつきます。

ノートPCの底面から風を当てて冷やすタイプですね。
でもこのノートPCクーラーって、効率的には微妙なことも多いです。
というのも、ノートPCの底面と机の間のクリアランスはほとんどなく、ファンの風が通り抜けにくいのでファンが空回りするだけになってしまうのです。
ノートPC底面にある吸気口のところにファンがあれば、冷えたフレッシュエアーを取り込めますので効果は出ますが、スタンド全面から風を送っても、ノートPCの冷却に役立つファンは限定的でしょう。

今回買ったのは、CPUの排気口に取り付けるタイプのノートPCクーラーです。

このタイプのノートPCクーラーは、内蔵されたシロッコファンでCPUクーラーの排気を吸い込みます。
要するに、CPUクーラーの排気口に掃除機を取り付けて強引に熱気を吸い出す感じです。
CPUクーラーから熱風を吸い出しますので、フレッシュエアーはCPUクーラーを経由することになり、冷却の効率がとても高いのが特徴です。

CPUクーラーの排気口に合わせるように、シリコン製のアダプタが3種類付属します。
X1 Carbonは薄型なので、一番小さいものを取り付けました。

実は、このCPUクーラーの取り付け用クリップだと、ノートPCが薄すぎて固定出来ませんでした。
上の写真では、固定用のクランプの向きを逆にして、取り付けてみました。
これであれば固定できるのですが、シリコンのアダプタに隙間ができ、CPUクーラー以外からもエアーを吸い取っているので、効率があまりよろしくありません。

そこで、取り急ぎ割り箸を使ってスペーサーを作ってみました。
スペーサーでシリコンのアダプタの上部を押さえ込むことで、確実にCPUクーラーの排気を吸い出すことが出来るようにしています。
見た目はあれですが、この方法が一番良さそうです。

動作モードは自動と手動が選択可能です。
自動モードであれば、35℃を基準に回転数が自動調整されます。
手動モードでは、ファンの回転数を12段階で切替可能です。

気になる騒音ですが、CPUが100%稼働の時はかなり耳に付く音を発しますが、シロッコファンの口径がそこそこあるので、ノートPCの冷却ファンのようなトーンの高い音ではなく、低めの排気音なのでそこまで気になりません。
シロッコファン側の回転数が上がるとCPUも冷えるようで、ノートPC側のファンの騒音はかなり抑えられます。

取り付け方法にちょっと癖はありますが、理にかなった構造のノートPCクーラーだと思います。

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