Windows11 Proへアップグレードしてみた感想とか

仕事用のPCを、Windows11 Proにしてみました。
PCのスペックは以下となります。

  • AMD Ryzen 5800X
  • ASUS B550 Steel  Legend
  • NVMe SSD 1TB
  • DDR4 64GB
  • GeForce GTX1080

スペック的にアップグレード要件を満たしていましたので、Windows10の環境をそのまま、アップグレードでWindows11へ移行しました。

Windows11に移行したメリット

IE11がいなくなった!

Web制作の大敵、IE11がとうとう消え去りましたよ!
って、動作検証という視点からいうと、IE11の動作検証が出来ないのはデメリットですが、なによりWindows11が普及すればIE11が駆逐される!

UIが新しくなった

慣れないUIでデメリットもあるのですが、メニューを選択したときとか、設定画面の構造とか、いろいろ細かいところに手を加えられており、使い勝手が良くなったと感じるところもあります。
とくに、コントロールパネルの各項目は整理されており、Windows10のように、一部は新しくなったけど所々古い画面がそのまま使われていて、どこで設定するか迷子になるようなことが減ったように感じます。

Windows10からの移行もすんなりOK

いままでの経験上、OSのバージョンアップっていろいろ不具合が出ることが多く、毎回クリーンインストールをしていましたが、今回はOSのアップグレードを試してみたところ、問題無く動いているようです。
ATOK、ESETといった常駐型アプリも問題無く、今のところ不具合は見当たりません。

 

Windows11に移行したデメリット

UIが慣れない…

長らく使っていたWindows10のUIに慣れてしまっているためか、Windows11の作り込みがこれからの部分があるためか、微妙に使い勝手は悪いようにも思います。
左下にWindowsロゴがあってスタートメニュー、という認識が体に染みついているためか、なかなかセンタリングのタスクバーに慣れません。
単に、慣れの問題という気もしますが…。

SylphyHornが使えない

仮想デスクトップを便利にするアプリなのですが、Windows11で仮想デスクトップの処理が変わったためか、ソフトの起動はするものの、利用ができません。
SylphyHornのメリットは、
1,仮想デスクトップ画面の切替時にループ(1→2→3→1→2→…)が可能
2,画面切り替え時に、どのウィンドウか情報表示が可能
3,仮想デスクトップ画面ごとに異なる背景が設定可能
というものです。

このうち、1と2については、Windows11ではSylphyHornが使えないので実現できませんが、3についてはWindows11の標準機能で設定可能です。
SylphyHornでは画面切り替え時に一瞬前のウィンドウの壁紙が表示されてしまいましたが、Windows11ではOS標準の機能により実現していますので、デスクトップ切り替え時にすぐに壁紙が変わります。
また、デュアルモニターでアスペクト比が異なるモニターを使っているのですが、SylphyHornでは片方のモニターの壁紙は上下が黒くなってしまいましたが、Windows11では画像の表示状態を選択できますので、画面いっぱいに壁紙を表示することができます。

AnyDVDが使えない

購入したDVDをカーナビで観ているのですが、カーナビはスロットインタイプのドライブで、ディスクの入れ替えを行っていると傷がつきやすくDVDが痛むため、AnyDVDとClone DVDを使って、DVDを複製してカーナビ用に使っています。
Windows11では、DVDのコピーガード解除ソフトである、AnyDVDが動作しません。
Slysoft時代のライセンスのため、バージョン7695よりも新しいAnyDVDは利用できないため、AnyDVDがバージョンアップしたとしても利用不可です。
こればかりはWindows10環境で使うしか無さそうです。

ウィンドウが一瞬縮小したようなエフェクトを繰り返す

Windows起動時、スリープから解除時に、1秒間隔くらいで、ウィンドウ全体が一回り縮小されるようなエフェクトが数回繰り返される時があります。
これ、何が原因か探っていたのですが、このエフェクトはモニター構成を変更した場合に発生するもののようです。
私のPCには、サブモニターとしてモバイルディスプレイを、PC本体のUSB端子からの給電で接続しているのですが、どうやら
・PC本体からのUSB給電だと安定しないのか、モニター検出がうまくいっていない可能性
・ビデオカード側がDisplayPortなので、DP-HDMI変換アダプタを介しているが、これが良くない可能性
がありそうです。
試しに、給電をACアダプタへ変更し、ビデオカード側のHDMI端子に直接繋ぐようにして、ディスプレイ設定から「モニターが接続されていないときにウィンドウを最小化する」のオプションをOFFにしたところ、このエフェクトについては発生が抑えられたような気がしています。

 

今後はWindows11が主流になっていくでしょうから、早めに慣れておこうかと思います。
あと、気になる点といえば、AMD環境で性能低下が起こるらしい問題でしょうか。
10月中に対応されるらしいのですが、早めにWindow Updateで対策をリリースしてほしいところです。

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