DDG-178 あしがら

横須賀カレーグランプリの際に撮影した写真の中から、あしがらの写真をいくつかピックアップしてみました。

 

DSC_0084

艦橋周辺。
ヘリコプターの格納庫がある関係で、後方のAN/SPY-1フェーズドアレイレーダー2基が上方にオフセットして装着されています。
奥に見えるマストはDDG-176ちょうかいのもの。
ちょうかいはこんごう型で、あたご型と比べるとひとつ古い艦となりますが、ステルス性を考慮し、マストの構造も大きく変わっているのが見て取れます。

 

DSC_0117

あたご型のマスト頂上付近。
このあたりもこんごう型とは異なっており、最上部にはTACAN(航空機誘導装置)が装着され、NOLQ-2・ESMアンテナ、リング形状のIFFアンテナとつづきます。

 

DSC_0184

全自動で現像してしまったので、かなり露出が変なことになってしまっていますが…
あしがらの舷梯ですが、このようにハッチ状になっており、完全に内部に格納できるようになっているようです。
おそらく、ステルス性向上のための措置と思います。
ハッチは右側が分割されており、舷梯を出した状態で左側を閉じることができるようになっている様子。

 

DSC_0190

マストを後ろから見てみます。
下の方に、左右に1個ずつある白いアンテナは、インマルサット衛星通信アンテナと思われます。
こんごう型は下半分が円柱状になっているのに対し、あたご型はすぼんだ形になっています。
電波を水平に戻さないようにするためのステルス対策のためでしょうか。
右下にちょこっと映っているのは、NOLQ-2電波探知妨害装置(ECM)のアンテナ。

 

DSC_0191

マストの拡大写真。
UHFアンテナと風信儀が見えます。
マストの支柱も<状の鉄板が貼られており、ステルス性を考慮した作りとなっています。

 

DSC_0203

90式艦対艦誘導弾発射筒を後部から。
4連装だと思っていましたが、1基少ない3連装となっております。
一番上だけ、蓋?についている取っ手の形が違うんですね。

 
DSC_0233

甲板から見上げた艦橋。
こんごう型より1層高くなっていることもあって、かなり迫力があります。

 
DSC_0244

艦橋前部に設置されたファランクス ブロック1B。
レーダードームの右側に装着された、FLIRの光学照準装置がブロック1Bの証。
その上の丸いアンテナは、USC-42衛星通信アンテナ。

 
DSC_0249

Mk36チャフディスペンサー。
その上の丸い筒は救命用のゴムボート。

 
DSC_0258

Mk.45 Mod.4 62口径5インチ単装砲。
砲塔もステルス性を考慮した形状となっています。

 
DSC_0405

後部のヘリ格納庫の上にある、誘導灯。
これをつかって、ヘリコプターに前後左右の指示を出します。

 

DSC_0407

ヘリコプターの誘導を行う、LSOステーション。
写真を見ていたら、他の方が撮られているあたごと中のレイアウトがだいぶ違います。
いかにもOAチェアーといった椅子がなにやら哀愁を醸し出しているような。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Website

CAPTCHA


*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください