生ハムの原木を頂いたのですが、スタンドがない…!ということで、自作してみました。
コストパフォーマンス最優先、ホームセンターで売っている材料のみで作ります。
用意する材料
- 木の板(幅90~100cm程度、幅18~24cm程度、厚み1~2cm程度)×1枚
- L型アングル ×2個
- コの字型の金具 ×1個(生ハムを下で支えるやつ)
- 木ネジ 7~8cm ×2個(生ハムを固定するためのもの)
- 木ネジ 1.5cmくらい×20個くらい
- 木ネジ 3~4cm ×4個
- クリアースプレーもしくはニススプレー
生ハムスタンド製作方法
木材をカットする
下の図のように、板をカットします。
私は、2x4建材かなにかの、1枚1000円くらいの板を使いました。
Aの部分がベース部分になり、Bの部分が脚を固定するためのもの、CはBの板を固定するためのパーツです。
生ハムのサイズによって、Aの板のサイズを調整すると良いと思います。
Bの板は、斜めに取り付けますので点線のようにカットします。
2枚とも、同じサイズで切り出してください。
Cの板は、2枚平行に取り付けたBの板の間に取り付けます。
Bの板の隙間は、生ハムの蹄の部分が入るように、すこしゆとりをもって取り付けると良いと思います。
組み立てる
組み立て方法は至って簡単、Aの板の端っこに、Bの板を垂直に取り付けます。
あとは、Bの板の間にCの板を取り付けます。
最期に、生ハムを固定する金具と釘を取り付ければ完成!
完成した生ハムスタンド。
右側の、生ハムを受ける金具は、角材を受けるものだと思いますが、名称不明。
コの字の金具であればなんでもOKですが、少し口が広がっていた方が、ハムを固定しやすくなります。
組み立てが終わったら、全体をクリアースプレーもしくはニススプレーで塗装します。
塗装しないと、脂分が木にしみこんで悲惨なことになります…。
蹄の部分を固定するパーツですが、7cmの木ネジで代用しました。
左右から蹄の骨にネジ釘を突き刺すだけですが、これでも十分しっかりと固定できます。
多分、この方法が一番安価です。
お互いのネジ釘が同じ位置だと干渉してしまうため、わざと1cmほどずらしてネジを取り付けています。
Bの板は、Aの板の裏からネジ釘で留めてもよいのですが、私はL字アングルを使いました。
板が薄いと割れたり、裏からぴったりの位置でネジ止めするのがちょっと大変なので、L字アングルの方が簡単で良いです。
鉄製だと汚れたり錆びたりしますので、カチオン塗装品か、ステンレスがオススメです。
使うネジもステンレス製のものが良いでしょう。
名称不明のパーツ。
なんらかの木材の受け金具だと思いますが…。
一度使ったので、鉄が変色してしまっています。
鉄むき出しのパーツであれば、ラッカーで塗装しておいた方が良さそうです。
個人的に、作って便利だったのが、このナイフホルダー。
作り方は簡単で、アルミ板を曲げるだけ。
薄手のアルミ板であればはさみで切れるので加工も簡単です。
取り付けは両面テープです。
毎回ナイフを取り出すのも面倒で、食べたい!と思ったときに少し削って食べられるように、ナイフは生ハムホルダーにセットできるようにしておくと良いです。
完成した生ハムスタンド。
木材と金具あわせて1500円~2000円くらいで作れると思います。
木材を安価なものにすればもっと安く作れますが、合板だと掃除が大変だったりするのでオススメしません。