デスクトップ用に使っている、ElacのCL310 JETですが、今まではTAOCのSPB-300DLの上に設置していました。
モニター買い換えに伴い、さらに設置間隔を広げる必要があったのですが、すでに120cmの机は限界。
これ以上外に押し出すと落っこちてしまいます。
どうにかスマートにできないのか…と悩んだ結果、壁掛けにすることにしました。
壁掛けするにあたっての基準は、小型のCL310でもしっかり取り付けられること。
幸い、CL310には底面に純正スタンドを取り付けるための1/4インチねじ穴が2カ所あります。
そこを使って、スタンドに固定することにしました。
購入したスタンドは、壁からの距離、耐荷重などの要素を検討した結果、FX309というものになりました。
また、取り付ける場所が石膏ボードの背面に間柱がない場所だったので、固定用のアンカーも購入しました。
CL310のエンクロージャは金属製で、小型ながらも1本あたり5.5kgとかなり重量がありますので、石膏ボードにそのままスタンドを取り付けたのではネジが抜けてしまいます。
スタンドを取り付ける場所にマークをし、6mmのドリルで下穴を開けます。
穴にアンカーを差し込み、ハンマーで叩いて埋め込みます。
トリプルグリップは、ネジを締めると先端部分が内側で広がって、強固に石膏ボードに固定が可能なので、単なるアンカーよりも耐荷重が高く抜けづらいので便利です。
壁に取り付けたスピーカースタンド。
本来は、スピーカーを固定するための板があるのですが、CL310に取り付けるとはみ出る上にネジ穴の位置が合わないので、確度調整用のベース部分の中央に穴を開け、直接CL310に取り付けることにしました。
本来の使い方とは違いますが、しっかり固定できているので大丈夫でしょう。
卓上に置いていたスピーカースタンドが無くなったので、机の上がすっきりしました。
MDF製エンクロージャーのスピーカーと、s.m.s.l.のSA-60 デジタルアンプは、夏場に真空管アンプを使うのが辛くなった時用の簡易オーディオセットです。
一度壁に取り付けてしまうと移動が大変ですが、机の上も広く使えますので、交換して大成功でした。