マツダ アテンザワゴン ディーゼル XD Lパッケージ インプレッション

約15年に渡って愛車として活躍してくれたVolvo V70 R-AWD 1999年モデルですが、車検を通すための修理費用が100万円を超えそうなこともあって今年の夏に車を買い換えました。
初代V70の四駆モデルなのですが、シャフトのゴムブッシュが切れるとシャフト交換だったり、前後を繋ぐシャフトが直結なので回転差がもろにギアに負荷としてくるらしく、へベルギアあたりのオイル漏れなどもしょっちゅうでした。
初代V70を買うならAWDではなくFFモデルの方が圧倒的に故障も少なくてお勧めできると思います、はい。

買い換え候補の車としては、
・ステーションワゴン(一度乗ってしまうと超便利、これは外せない)
・ディーゼル(ハイオクは高いのだ)
の2点でした。これに該当するモデルは数少ないのですが、実質的にBWMの320dツーリングまたはマツダアテンザワゴンの2択でした。
両方見てきましたが…BWMは価格的に新車は無理なので試乗車の中古狙いですが、白しかないのと台数が少ないこともあってNGという感じでした。
一方、マツダアテンザはデザインも日本車らしからぬスタイリッシュさで、乗ってみてこれまた楽しい車ということもあってこちらに即決。
本革シートは外せないよねーとかいろいろ考えていたら、結局XD Lパッケージに落ち着きました。

ちなみに、ミッションはMTをチョイス。
車を乗るならMTだよね!といつかはMTに乗ってみたいと思っていたものの、教習所を出てから一度もMTを乗っていないのでかなりドキドキでしたが…今ではかなり慣れました。
最初はいきなり交通量の多いところに放り込まれて、死ぬかと思いましたけどね(汗

Volvo V70 & マツダアテンザ

余りあるトルクで気分爽快

V70から乗り換えた印象としては、運転は凄く楽。
運転席のポジションや視界などV70と違和感なく、すんなり乗り換えることができました。
後ろの視界はどうしても狭いですが、まあ問題ないレベル。

馬力面でいうと170psそこそこのアテンザは265psを発揮していたV70Rと比べると非力に感じるところもありますが、余りあるトルクで加速はとてもスムーズ。
というか200ps無い車とは思えない速さですね、アテンザ。
坂道だろうが高速だろうが、ぐいぐい加速します。
しかも、レッドゾーンが5000rpmというディーゼルらしからぬSkyactiv-Dエンジンを搭載していることもあって、綺麗に5000rpmくらいまで吹け上がります。
回転数が落ちるスピードはガソリン車に比べるとゆっくりですが、2速で4000rpmとかまで引っ張れるディーゼルってマツダくらいですよね。
しかも燃料が安い軽油ということもあって、つい踏んでしまいます。

2.5リッターのSkyactiv-Dエンジンですが、馬力は129Kw(175ps)/4500rpm、トルクは420N・m(42.8kgf・m)/2000rpmというスペックを誇ります。
重量は1500kgですから、パワーウェイトレシオは8.57kg/ps。
対するV70R AWDは195kW(265ps)/5700rpm、最大トルクは350.1N・m(35.7kg・m)/2400rpmです。
こちらは重量が重たく、1730kgありますので、パワーウェイトレシオは6.52kg/ps。
トルクはアテンザの方が太いので、加速時の力強さの秘密はこのあたりにありそうです。

V70はハイプレッシャーターボということもあって、踏んだ少し後にドッカンと加速する感がありましたが、アテンザは踏む=スッと加速するという爽快感があります。
ミッションがATとMTで違うという点もありそうですが、このフィーリングは良い感じです。

買うならマニュアルがお勧め(個人的に)

一番の売れ筋はATだと思いますし、中古での売却を考えるとATの方がいいと思いますが、運転して楽しい車を!ってことであえてMTを選んでみました。
結果からいうと大正解、ディーゼルなのに5000rpmという高回転まで引っ張れることもあって、自分でギアを選ぶマニュアルは楽しくてしょうがないです。
しかも半端なくトルクがあるので6速で50km/hとかでも走れてしまうパワフルさ。
適当なギアに放り込んでどりゃーっと加速しても動いてしまうので、運転もとても楽。

MTの鬼門と言えば坂道発進ですが、ヒルローンチアシストという機能でブレーキペダルを離しても2秒ほどアクセルを踏むまでブレーキをキープしてくれるのでとても楽。
しかも、トルクがあるので半クラッチに繋げばすいすいと登ってくれます。
楽でいいですよー。

さらに、マニュアル車だとアイドリングストップを自在にコントロールすることが可能。
オートマだと勝手にエンジンが止まりますが、MTはギアをニュートラルにしてクラッチペダルを戻してはじめてエンジンが停止します。
アイドリングストップをしたくない時は、クラッチを踏んでいればいいので短時間の無駄なアイドリングストップが減って良い感じです。

ディーゼルなのでエンジン回転数の落ち方などはガソリン車に比べるとゆっくりしています。
1速で5000rpmまで引っ張って2速に繋げるときは、一呼吸置くような感じになります。

ラゲッジスペースは減少

走るレンガとも言われるV70は後ろを裁ち落としたようなデザインと、ダブルフォールディング式のリアシートということもあり広々としていましたが、アテンザワゴンは流線型のボディーということもあり、リアスペースは思ったより広くありません。
個人的に残念だったのが、リアシートがダブルフォールディング式ではなく、単に背もたれを倒すだけの方式である点。
ダブルフォールディング式のV70は完全にフラットな空間となりますが、アテンザはリアシートの部分は少し斜めにせり上がった感じになります。

とはいえ…セダンなどと比べると十二分のスペースはありますので、足りない!ってことはあまりないと思います。
また、高さも若干減っていそうな感じですので、後ろを倒して中で寝る、といったこともちょっとしづらい感じ。

便利なのはリアゲートに追従するトノカバー。
いちいち引っ張り出さなくても、リアゲートを開けると勝手にトノカバーも持ち上がりますので、トノカバーを付けっぱなしにしてもまったく気になりません。
これは便利ですね。
(BMWかなにかのパクりという話もありますが、便利な機構はどんどん取り入れて欲しいですな)
スペアタイヤ格納場所にはパンク修理材を搭載しているのでタイヤはなく、それなりのスペースが…と思ったら、それほどでもありませんでした。

気になる燃費

燃費ですが、今のところ街乗り8割、高速2割で16~18km/リットル、といった感じです。
執筆時点では、軽油が1リッター100円を切っている状態ですから、ざっくり計算すると16km/100円といった感じですか。
レギュラーが130円と仮定すると、リッター21km走るガソリン車と燃費的には同じくらい。
ハイオク140円と仮定すると、リッター22.4km。

ステーションワゴンで、この燃費を叩き出す車はそうそう無いように思います。
トヨタのカローラフィールダーのハイブリッドモデルがカタログスペックで33km/リットルですので、実際は25kmくらいは走るのかな?
とはいえ、ハイブリッドとSkyactiv-Dエンジンだったら、Be a DriverでZoom-Zoomなアテンザのほうが運転して楽しそうな気がします。
カローラ、マニュアルないしね…。

気がついたら2カ月で4000km走破

運転するのが楽しいこともあり、気がついたら素電4000kmを超えていました。
初回1000km点検はあっという間に過ぎ、次回は半年or5000km点検ですが、これももうすぐだな…
最近勢いに乗っているマツダですが、やっぱり実際乗っていて楽しいですね。
これからもどんどん面白い車を出していって欲しいところです。


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