これで完璧!エアコン室外機の振動による騒音対策について考察してみる

私の部屋で使っているエアコンはCS-228CGXというものなのですが、この室外機からの振動がベランダの床材を共振させるらしく、ベランダの真下になる1階のリビングでは、低周波のノイズがものすごく、頭痛が起こるレベルです。
試しに防振ゴムをひいてみたり、コンクリートブロックを置いてみたりしましたが全く効果が出ず、すべて無駄でした。
室外機を変えるか、床置きではなく壁に付けないと無理か…と思っていたのですが、防振素材を変えてみたところ、嘘のようにピタッと騒音がやみました。
同じ悩みで困っている方もいるかもしれないので、私の対策についてお伝えしたいと思います。

購入した防振素材

今回購入したのは、

  • ブリヂストン エアーダンパー WFタイプ WF4016 5個
  • エクシール 防振・緩衝ブロック ゲルダンパー 15-50 4個
  • コンクリート平板 60cm×30cm

となります。
エアーダンパーはコンクリートの重さに耐えられなく潰れてしまったので、最も加重がかかる部分だけ2個入れていますので合計5個となります。

ブリヂストン エアーダンパー WFタイプ WF4016

アルミ製のベースに、ゴム製ダンパーが取り付けられている製品です。
裏面には、1mmに満たない穴が空いており、ダンパー用のエアーはここから出入りします。
許容荷重100Nとなりますので、1kg重=約9.8Nということでだいたい10kgまで耐えられます。
エアコンの室外機は重量が偏っており、右手前のダンパーは許容量を超えてしまい潰れてしまったので、2個セットすることにしました。

amazonでの取り扱いはないため、モノタロウのURLをご紹介しておきます。
https://www.monotaro.com/g/00408766/

エクシール 防振・緩衝ブロック ゲルダンパー 15-50

似たような防振材はいろいろありますが、屋外で使うには強度がなかったり、柔らかすぎて崩れてしまったりと微妙な感じでしたが、このゲルダンパーは耐荷重によって様々な製品がありますので、適切なものを選べば上記のような心配はありません。
今回載せる予定の室外機はかなり軽いものでしたので、一番耐荷重が低い(=柔らかい)適正加重2~10未満の15-50を選択しました。
適正加重よりも重いものを乗せると潰れますし、軽すぎると振動が吸収されづらいので注意です。

このゲルダンパー、使用温度範囲が-20~80℃となっているので、関東であれば冬でも問題なく使えるのが良いです。
あとは、屋外で使った場合の耐久性ですが、こればかりは試してみないとなんとも、といったところでしょうか。
 

サイズは、縦横ともに5cmあり、しっかりした大きさです。
なんか、羊羹みたいですね…。
室外機が重たい場合は、15-50ではなく適正加重10~20kg未満の30-50、あるいは20~30kg未満の50-50を選ぶと良いと思います。

この製品はamazonでも取り扱いがあるようです。

モノタロウでの購入URLは以下となります。
https://www.monotaro.com/g/00510619/

コンクリート平板 60cm×30cm

室外機をそのままベランダに置くと、ベランダの床材が共振してしまうため、振動を抑えるためにコンクリートの平板を間に挟むことにしました。
下から、床→エアーダンパー→コンクリート平板→ゲルダンパー→室外機という構造になります。

コンクリート平板はホームセンターに行くと売っていると思います。
サイズは60×30cm、重量にして25kg程度のものを購入しました。



設置してみる

雨のあとなのでかなり床が汚いのですが…。
上から室外機、ゲルダンパー、コンクリート平板、エアーダンパーとなります。
ゲルダンパーと室外機、エアーダンパーと床との間には、前に使っていた防振ゴムを入れてみました。

この状態で室外機を回してみたところ、今まで発生していた振動が嘘のように消え、何の音もしなくなりました。
なんといってもゲルダンパーの振動吸収力がものすごく、コンクリートブロックに伝わる振動はほぼありません。
さらにコンクリートブロックと、それを支えるエアーダンパーが振動を完全にシャットアウトし、床に伝わる振動は皆無となりました。

これで、夏も気にせずエアコンを使うことができそうです。
エアコンの室外機の騒音に悩んでいる方、エアダンパーとゲルダンパーによる防振対策、おすすめです。

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