
飼っている犬のほか、大型とかの保護犬が常に2~3匹いるので、毎日のゴミがすごいことになっています。
庭もドッグランというよりもトイレになっていて、大型犬の存在感のあるうんこさんがあっというまにそこら辺に…。毎日拾っても、よくこんなにうんちするなぁ…という感じです。
そんな状態なので、ゴミもすごい量が出る上に、臭うゴミが多いのです…。
ウッドデッキに置いていたのですが、外から見るとまるでゴミ屋敷なので、これはいかん!ということでゴミ収集箱を作ってみました。
どうせ作るなら、ある程度見た目がかっこいいものを作ろう、ってことで、安いワンバイ材を使うことに。
ワンバイ材というより、ツーバイフォー(2×4)とか言った方がわかりやすいかも。
2×4は幅89mm、厚さ38mmというように規格化されており、厚さ19mmのものはワンバイ(1×4とか1×6とか)と呼びます。
近所のホームセンターでは、1×4の1830mmのものが税別198円なので、かなりお安く買えます。
コンセプトは、なんちゃってウエスタン風。
中にゴミを入れる関係で、臭いがこもらないように、すのこ状にして通気性を確保。
中を水洗いできるように、底面には排水用のスリットを設けます。
内側のサイズは、幅120cm、奥行き55cm、高さ50cmちょいなので、満タンになった45リッターのゴミ袋が3~4個は入る計算です。
購入する材料
必要な木材は、PDFの図面に記入しました。
作る前にどのくらい木材が必要なのかを、Illustratorでシミュレーションすることにしています。
縮尺1/10で作っていますので、ご参考にどうぞ。
※PDFに記載の寸法は、カットの誤差により5mm~1cm程度ずれることがあります。
現物合わせで調整が必要です。
底にする板は、ゴミ袋から中身が漏れ出ても、板にしみこまない、コンパネ用にコーティングされたものがオススメです。
防腐処理されたワンバイ材もありますが、高いので家で防腐処理したほうが安くすみます。
今回は、クレオトップ油性16リットル缶が家に買い置きしてあったので、それを使いました。
木材は飼ってきたら最初に防腐剤を塗ったほうがオススメです。
接合部などはあとから塗れませんので…。
乾くまで1日ほど放置しましょう。
作り方
正面、奥、側面、底、天板をそれぞれ個別に組み立てます。
その後、設置する場所にパーツを持って行って接合します。
底の板は、コーティングしてあるコンパネを利用しました。
ゴミから染み出た汚水が木に染みこむと、目も当てられません…。
真ん中の隙間は、雨水や中を洗ったときの排水溝。
隙間を均一にあける場合は、写真のように端材を挟むと便利です。
組み立てたパーツ一式。
実は、蓋のサイズを間違っていまして、このあとやり直しになる訳ですが…orz
設置場所にこの状態で持って行って組み立てた方が楽です。
組み立てるとそこそこの重量になりますので。
こんな感じで組み立てていきます。
内側からネジを使って留めているので、表からはネジは見えません。
天板は、若干斜めにしてみました…が、5cmしか高低差がないので、ほぼ意味がなかった感じです。
組み立てる時には、電動工具はあった方が良いというか、必須です。
木材のカットはホームセンターでやってもらえますが、現物合わせでカットすることも多いので。
コードレスのインパクトは必須です。ワンバイ材は柔らかいのでのこぎりで切っても良いのですが、丸鋸があると便利です。
完成写真
完成するとこんな感じ。
蝶番や取っ手など、なんちゃってウエスタンな感じに仕上げてみました。
ゴミ収納箱ではなく、普通に物置としても使えそうなデザインになりました。
蓋は、幅を間違えたのでカットして1×4材を左右に付けてみました。結果としては、このほうがデザイン良かったかも。
ヒンジは小さくて強度が無さそうですが、とりあえずは壊れるまではこれで。
もっとしっかりしたウエスタン蝶番があれば良かったのですが。
天板の一番奥は、長さをミスって切ってしまったので、継ぎ足しています(泣
空けるとこんな感じ。
ほとんどのネジは内側から打っていますので、外側からは見えません(自己満足)。
木工用ボンドも併用しようと思ったのですが、先に油性の防腐剤を塗ってしまったため、くっつきづらくなったため、ネジ留めonlyです。
脚の部分にはレンガを入れて少し浮かせています。
このあと、防腐剤を2度塗りして完成です。
制作費ですが、材料が、木材と釘、蝶番、取っ手を買って、ほぼ1万円ちょうど。
製作時間は、朝9時から作り始め、完成したのが15時なので、昼飯と休憩時間を挟んで、実質約5時間程度。
全日の防腐剤塗装は別途1時間くらいだったかな。
電動工具フル活用なので、手でノコギリを使って切断した場合は、倍くらいかかるかも…。